ロータス・エヴォーラ・スポーツ410を発表

公開 : 2016.02.26 22:30  更新 : 2017.06.01 01:37

来週のジュネーブ・モーターショーを前に、ロータスエヴォーラ・スポーツ410が公開された。

このモデルは、エヴォーラ400をベースにしているものの、70kgの軽量化が施されている。これは、フロント・スプリッター、ルーフパネル、テールゲート、リア・ディフューザーなどにカーボンファイバー・コンポーネントを使用した成果で、ほかにもダウンフォースを15%向上させるエアロダイナミクスの面での効果も得られたという。

3.5ℓV6スーパーチャージド・エンジンは、3-イレブン譲りのもので、最高出力460ps、最大トルク41.7kg-mを発揮する。

重心を下げ、車両重量を1325kgに抑えたボディにスパーチャージド・エンジンを与えたことで、0-96km/h加速タイムは3.9秒で走りきり、最高速度は300km/hに達する。ちなみにロータスのテスト・トラック、ヘセルでのタイムは1分28秒だという。

このモデルは、パドル・シフト付きオートマティック・トランスミッションをオプション設定する予定だ。

セッティングについては、「ハンドリングをシャープにして、ボディおよびロールのコントロール性を高めたつつも、快適性は損なわないよう心がけた」とロータスは話している。

インテリアでは、カーボンファイバーのスポーツシートにアルカンターラを配し、iPodおよびブルートゥースと接続できるタッチスクリーン式インフォテインメント・システムを装備した。

グループ・ロータスのジャン・マルク・ゲールズは、「われわれはエヴォーラの素質を引き出すために、軽量化とスピード向上、シャープなハンドリングを新型の開発目標に掲げました。しかし、開発チームは、予想を超える出来のモデルを作りあげたのです」とコメントしている。

スポーツ410の発売時期は、主要マーケットでは6月となり、年産150台を予定している。また、北米向けの特別仕様が本年末に発表されるということだ。


▶ 国内初試乗 / ロータス・エヴォーラ400

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