走行距離24万kmの『ランドローバー・ディスカバリー3』に乗る英国在住オーナー 購入から3年経っても新たな発見? 1000台以上の車両を救出
公開 : 2026.06.24 17:05
英国在住のダン・イブさんは、2006年式で走行距離24万3000kmのランドローバー・ディスカバリー3のオーナーですが、距離的に避けられない故障リスクとどう向き合っているのか。このクルマを選んだ理由も教えてくれました。
いずれはどこかで故障する
英国在住のダン・イブさんは「サリー4×4レスポンス」という組織のメンバーだ。この組織は、大規模な緊急事態や悪天候の際に、地方自治体、緊急サービス、ボランティア団体を支援するため、自家用車をボランティアとして提供している四輪駆動車オーナーたちの集まりだ。
それが、ダンさんがランドローバー『ディスカバリー3』を所有している理由の1つだが、その悪路走破性能はさておき、実際に頼りになるクルマなのだろうか?

「良いも悪いもありませんよ」とダンさんは言う。
「どのクルマにも同じような不具合があります。違うのは、それがいつ起こるかだけ。不具合としては、水漏れやサスペンションの摩耗などが挙げられます。わたしのクルマは今、オフロードモードにしていて、最低位置より約100mm高い状態です。このモードでオフロード走行をすると、サスペンションのエアバッグの下に砂粒が入り込みやすく、それが原因でエアバッグが破裂してしまうことがあるんです。それを防ぐには、オフロード走行後に必ずサスペンションを高圧洗浄しなければいけないのですが、多くの人はやりません」
「ただ、2008年式の車両ではクランクシャフトが折れるのを防ぐ手立てはほとんどありません。エンジンの整備状況にかかわらず、いずれどこかで破損するでしょうね」
なぜディスコ3を選んだのか?
ダンさんのディスカバリーは、2006年登録の2.7 V6ディーゼル、オートマティック、XS仕様だ。彼は3年前に、走行距離21万kmでこの個体を購入した。現在、走行距離は24万3000kmと、ハラハラするほどの数値を示している。
ダンさんはこう語る。

「わたしは整備士で、買う前から5年間このクルマのことを知っていました。これまでにどれだけお金がかかったかも分かっています。今のところは大丈夫です」
「以前はディスコ2に乗っていましたが、ディスコ3の方がチャイルドシートを取り付けやすいんです。リアドアの開口部が広くなったので。世代ごとに一長一短はありますが、ディスコ2に比べて電子制御部品がはるかに多いので、あまり信頼を置いていません」
「例えば、トランスファーケースは電動式ですし、ハンドブレーキもそうです。タイヤ空気圧警告機能も付いています。どこかにほんの少しの水が入っただけで、とんでもない問題を引き起こす可能性があります。ディスコ3より新しいモデルは絶対に買いません。4世代目はさらに電子制御部品が増えていますから」
ダンさんは筆者にディスカバリーを売り込もうとしているわけではないが、ふと、自分がなぜディスコ3に乗っているのかを思い出したようだ。
「乗り心地に関しては、フロントとリアのエアサスペンションのおかげで、2よりはるかに快適です。エンジンは強力で、そのパワーをしっかりと路面に伝えてくれる。トレーニングでさまざまなものを牽引してみましたが、何の問題もなくこなすことができました。18トンのトラックさえ牽引できるんですよ。ローレンジなら、放っておけば家さえ引き倒してしまうんじゃないかと思うくらいです!」




































