ルノー・クリオRS16

公開 : 2016.07.12 05:50  更新 : 2017.05.29 19:22

2台用意されるコンセプト・モデルに、これらのモディファイを施すことはさほど難しいものではなかったが、レギュラーのクリオRSとアルピーヌのスポーツ・モデルを生産するラインにどう取り入れるか? という問題も、コスト以外に解決する必要があるのだそうだ。

■どんな感じ?

車内の仕上げは、いつ製品化しても可能なくらい完成度が高い。後席があった部分からは4点式ハーネスが伸びており、フロントのバケット・シートは一体型となる。

後席を取り外すことで20kgの軽量化となるが、クリオRSが搭載する1.6ℓエンジンよりも2.0ℓの方が重い。一方デュアル・クラッチに比べると6速マニュアル・ギアボックスは軽く仕上がっている。また、リチウム・イオン・バッテリーも軽量化に寄与している。

アクラポビッチ製のチタニウム・マフラーのおかげもあり、アイドリング時の音は勇ましい。ペダルは軽く踏むことができ、フォルクスワーゲン・ゴルフGTIほどの感触ではないにせよシフト・フィールはよい。

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