バッテリー・パックに加えて、充電システムもアップグレードしている。DCチャージャーならばおよそ40分で全体の80％まで充電できるのだそうだ。80％ならば、161km程度走ることができるだろう。

オーナーの家には、専用設計がなされた11kWhの3フェイズ充電システムがセットできるとのこと。これならば、およそ3時間以下で全体の80％を充電できる。

それ以外はこれまでのi3とまったく同じ。つまり、ドイツ工場で組みたてられたリア・マウントの電気モーターによってドライブされる。

BMWはi3について、マーケットのなかでもっともエネルギー効率の優れるクルマだと主張する。100kmにつき12.6kWhしか消費しないことが、その理由である。