新世代のキア・リオを公開

公開 : 2016.09.02 04:20  更新 : 2021.03.05 21:36

新世代のキア・リオは今月末のパリ・モーターショーでワールド・プレミアを予定しているが、その前にキアより正式な画像が公開された。

もちろんすべてが一新されたニュー・モデルであるが、そのスタイリグは前作の発展型ともいえるもので、キープ・コンセプトが撮られたようだ。より小さなピカントとの区別化のためか、今回からは3ドア・ボディを捨て、5ドア・ボディのみになるというのも特徴だ。

ボディ・サイズは、全幅が5mm拡大され、15mmほど長く、5mmほど低くなっている。また、ホイールベースは10mmほど拡大されている。

インテリアはかなり豪華に変更を受けた模様で、旧型の長方形のボタンは廃止され、オーディオ、ナビゲーションなどが一体化されたタッチスクリーンのインフォテインメント・システムが採用されている。また、メタルとグロス・ブラックがメインとなるトリムは、前モデルよりも高級感を醸し出している。トップ・グレードはブラックまたはグレーのフェイク・レザー製のシートを採用するが、ベース・モデルは黒い布製となる。オプションとして、レッド・パックと呼ばれる赤いステッチの入ったシートも選択が可能だ。

技術的なスペックはまだ公開されていないが、キアによればトップ・クラスの実用性と安全性が確保されているという。また、スポーティなセットアップが特徴だともしている。

エンジンについても言及されていないが、現行モデルに搭載されている1.25ℓおよび1.4ℓのガソリン、そして1.1ℓのディーゼルが搭載されると予測される。また、シードに搭載されている1.0ℓ3気筒ターボもラインナップに加えらえるようだ。更には、フォードフィエスタとライバルになるリオGTには1.4ℓターボのガソリン・エンジンが搭載されることになる。

この新しいリオの生産は、今年の末からで、価格は旧モデルよりも若干上がり、£11,500(157万円)からという設定が予想される。



▶ 海外初試乗 / キア・リオ2 1.4

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