ヴォグゾール・ザフィーラ・ツアラー2.0 CDTi

公開 : 2016.09.19 05:00  更新 : 2017.05.29 18:29

それから5年。ヴォグゾールはようやくフェイスリフトを実行した。あたらしいノーズはハッチバックのアストラのようにフレッシュな印象を与え、新型のインフォテインメント・システムも備えている。地道なリビジョンの成果は、ライバルに影響を及ぼすだろうか?

■どんな感じ?

シャシー、エンジン、ギアボックスはこれまでと変わらない。よって乗った際の印象はまったく同じである。エンジンは1.4ℓのガソリンと1.6ℓ/2.0ℓのディーゼルの3種。テスト車は2.0ℓディーゼルで、トルクの太さが自慢のユニットである。

問題は、トルクが太いものの、回転感が(わるい意味で)古風だという点。コールド・スタート時、暖気が済むまで音がうるさく、回転域を問わずディーゼルが鼻先に載っていることを主張してくるのも好意的には受け入れられない。

関連テーマ

おすすめ記事

 
最新試乗記

ヴォグゾールの人気画像