レクサスLS460 ラグジュアリー
公開 : 2012.11.23 11:00
■どんなクルマ?
来年度英国で販売される300台から400台のレクサスLSのうち、80%はV8エンジン搭載車であるとレクサスは読んでいる。その残りが、ロング・ホイールベースのLS600h Lハイブリッドという構成だ。ハイブリッドのような複雑なモデルは必要としないと思うレクサス・オーナー予備軍は数千単位でいるとレクサスは自信を見せている。
レクサスLSの大きなニュースはスポーツ・モデルであるLS Fスポーツの導入だ。このモデルは全体の販売数の40%になると予測している。そして残りの40%が、このLS460 ラグジュアリーという構成だ。
今回、フェイスリストを受けたLSの改良箇所は非常に多いが、その中でも注目されるのは、高速でのスタビリティのアップと、キャビン・ライトニング・システム、LEDエクステリア、マルチメディア・スクリーンなどの導入だ。
■どんな感じ?
エンジンは、382bhp/6400rpmのパワーと、50.3kg-m/4100rpmのトルクを持つ。そして8速のオートマティック・ギアボックスが組み合わせられるが、そのCO2排出量は249g/kmとあまり褒められた数値ではない。
しかし、このV8エンジンは印象的によく回るパワー・ユニットだ。回転を上げるにつれ活発さを増し、それでいてスムーズに回る。充分なトルクは、8速オートマティックによって制御されているので、通常では高回転域に入れることはない。そのすべては、静かで快適な空間を生み出すために用いられているといってよいだろう。
したがってパワー・トレーンがその存在を主張することは、3桁の速度域に入らなければ、滅多にない。
枕と同じぐらい素直なエア・スプリングによる乗り心地は極めてソフトだ。ぬいぐるみのクッションのようなその乗り心地は、本当にリラックスしてドライブを味わうことができる。
もちろん、スポーツ・モードを選べば、それなりに速く走ることを可能とし、その引き換えに乗り心地を失うことになるのだが、合法なスピードで走る分には、スポーツ・モードは不要だ。もし、スポーティな走りをLSに望むのであれば、それはFスポーツ・モデルを選べばいいことだ。
■「買い」か?
たしかに良く出来たクルマではあるし、ウッドを多用したインテリアなど魅力も多い。しかし、そのインテリアに少しまとまりがないように感じた。また、この価格帯のライバルと比較してしまうと、快適性とハンドリングのバランスが悪いようにも思えた。
とはいうものの、魅力も多いクルマであり、レクサス・ファンがLS以外の選択をあえてしないのも理解できるクルマでもあった。
(リチャード・ブレムナー)
レクサスLS460 ラグジュアリー
| 価格 | 91,995ポンド(1,207万円) |
| 最高速度 | 250km/h |
| 0-100km/h加速 | 5.7秒 |
| 燃費 | 9.3km/l |
| CO2排出量 | 249g/km |
| 乾燥重量 | 1980kg |
| エンジン | V型8気筒4608cc |
| 最高出力 | 382bhp/6400rpm |
| 最大トルク | 50.3kg-m/4100rpm |
| ギアボックス | 8速オートマティックル |





