フォルクスワーゲン・ティグアンTSIハイライン

公開 : 2017.01.27 05:50  更新 : 2021.10.11 09:02

フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンがさかんに謳う “つながるSUV”。純正インフォテイメント・システムからモバイル・オンライン・サービスに接続できるというものだ。

ユーザーへの恩恵はいろいろあるなかで、もっとも便利なのは ‘ガイド&インフォーム’ と呼ばれる機能かもしれない。

接続したスマートフォンのテザリング機能かWiFiルーターを介して専用サーバーと通信。オンラインVICS交通情報やGoogle Earthおよび同ストリート・ビューが利用できる。

駐車場の状況やガソリンスタンドの場所および燃料の料金といったものもリアルタイムで検索できる。

いわば移動の価値をもう一段引き上げることに成功しているといえる。もう少しシンプルに言い換えると、とても便利になったのだ。

先進的安全装備も(フォルクスワーゲンらしく)豊富である。

全車速追従機能つきアダプティブ・クルーズ・コントロール、レーン・キープ・アシスト、車線逸脱防止のためにステアリング・ホイール操作にも車両が介入するレーン・チェンジ・アシスト。

歩行者検知機能つき自動ブレーキ・システムであるフロントアシストもいざというときに頼りにしたい技術だ。トラフィック・アシストは渋滞時に加減速および停止と発進、さらにステアリング・ホイール操作にも車両が介入する。

記事に関わった人々

  • 小川フミオ

    1959年生まれ。慶應義塾大学文学部英米文学科卒業。二玄社(にげんしゃ)で「NAVI」の編集に携わる。1999〜2001年、編集長。02年より「モーターマガジン」(モーターマガジン社)の編集長に。同年秋より「Food and Style」を謳うグルメ誌「アリガット」(IMAGICAパブリッシング)の編集長に。2004年よりフリーランス。

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