フォルクスワーゲン・ゴルフVIIIは48Vアーキテクチャーを採用

公開 : 2017.02.06 04:30  更新 : 2017.06.01 00:30

2019年に発売が予定されているフォルクスワーゲン・ゴルフVIIIは、48Vエレクトリック・アーキテクチャーとマイルド・ハイブリッドが最大の特徴だ。

第8世代となるフォルクスワーゲン・ゴルフは、フォルクスワーゲンとして初の48Vエレクトリック・アーキテクチャーと、マイルド・ハイブリッドである新しいBlue Motionユニットが特徴だ。

フォルクスワーゲンの戦略として、これまでのロー・エミッション・ディーゼルを、トヨタプリウスのようなガソリン・ハイブリッドにスイッチしようと考えているようだ。

フォルクスワーゲンのブランド担当役員であるハーバート・ディエスは、AUTOCARに、「48Vエレクトリック・アーキテクチャーは、炭素の排出量を減らし、燃費を工場させるためには重要なものだ。それは小型のガソリン・エンジンにも、ディーゼル・エンジンにも有効な手段だ。また、マイルド・ハイブリッドをリリースする予定だが、引き続きディーゼル・エンジンも生産する。48Vは12Vよりもエネルギー・リサイクルに優れ、10または12kWという小さいモーターを使うことが可能となる。これによって、現行のハイブリッドよりも低コストにできるという利点がある。多くのユーザーは、年間の走行距離が10,000kmから16.000km程度であり、その距離でもハイブリッドの利点を享受できる価格でなければならないが、48Vを採用することでそれが可能となる。ディーゼル・ハイブリッドは、コスト的にあまりに高くなるのが弱点だ。」とかたった。

ディエスは、プラグイン・ハイブリッドであるGTEの他のモデル、一般的なガソリンやディーゼル・モデルについて48Vエレクトリック・システムがもたらす改善についてはあまり多くを語っていない。

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