次世代のジャガーXKはラグジュアリーGTに

公開 : 2012.12.29 13:20  更新 : 2017.06.01 01:23

次世代のジャガーXKは、F-タイプの導入によって、より大きなラグジュアリーGTになるようだ。

現在、ジャガーでは、XKがどのように進化すべきかの議論を行なっていると、デザイン・ディレクターのイアン・カラムは語っている。

最終的な決定はされていないが、カラムは”いままでのGTではなく、よりスペシャルなモデルになるだろう”と語り、更に”ラグジュアリー・マーケット向けのモデルで、サイズもアップする”としている。

しかし、それが2+2になるのか2+2以上となるのかは未定だという。

F-タイプの登場によって、XKが徹底したスポーツ・クーペである必要がなくなった。ジャガーのラインナップの中で、スポーツカーはF-タイプが担当し、XJはラグジュアリーな4ドア・サルーンを担当する。そして、XKはその中間にあたるラグジュアリーGTとしての存在を強くするというものだ。

現在、大きく高級なSUVの好調な売上によって、大型のラグジュアリー・サルーンやGTの市場が圧迫されている。しかし、これはグローバルな経済状況がもたらす結果であって、最終的には贅沢なサルーンやGTの市場は復活するだろうと、カラムは考えている。

”われわれはサルーン市場が戻ってくると思っている。また、われわれは中国で市場を掴んでいるし、アメリカも基本的に大きなクルマが好きな市場である。”とカラムはコメントしている。

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