新参SUV対決 アルファ・ステルヴィオ vs ジャガーF-PACE 前編

公開 : 2017.09.17 14:10  更新 : 2017.09.19 14:44

ここ最近になってSUVを投入したジャガーとアルファ・ロメオ。2社は、どういうビジョンでSUVを作ったのでしょうか。ステルヴィオとF-PACEを戦わせ、勝敗を決めます。

もくじ

前編
ジャガーとアルファの多すぎる共通点
成長戦略も同じ 熾烈な競争の予感
拡大が続くF-PACEに強敵登場
ある意味、映画スターのごときルックス
広さは同等 質感は大きく異なる
後編
ジャガーの高い品質と独自の雰囲気(9月18日公開予定)
アルファの物足りないプレミアム性(9月18日公開予定)
パワートレインで逆転する印象(9月18日公開予定)
出自に恥じぬシャシー性能(9月18日公開予定)
不整路面に翻弄されるステルヴィオ(9月18日公開予定)
プレミアム性をより実感できるF-PACE(9月18日公開予定)

ジャガーとアルファの多すぎる共通点

考えてみると、ジャガーとアルファ・ロメオは、驚くほど共通点の多い自動車メーカーだ。ゲイドンとトリノの経営陣はどちらも、その意見を歓迎することはないかもしれない。しかしこの2社は、発展を続けるプレミアムカー市場において近い将来、これまで以上に接近した競争相手となる運命を予感させる。

どちらのブランドも、ある種のユーザーには強い訴求力を持つ。クラシックで見栄えのいいドライバーズカーを好み、自動車雑誌をよく読むようなひとびとだ。要は、これを書いている私や、それを読んでいるあなたのようなタイプである。そしてどちらも、いつの日かドイツのプレミアム勢と肩を並べようという熱意を持っており、しかしすぐにはそれが叶いそうもないというところも通じるものがある。

近年のジャガーは、世界的な市場で見れば、アルファよりはるかに成功しているが、その立場がまったくの逆だったころから10年と経っていないのもまた事実だ。ただし、話を欧州市場に限定すれば、昨年の販売台数は両社とも6万6000台前後と、ほぼ同じ規模だった。

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