長寿車ランキング 世代交代なしに10年以上続いたモデルとは 前編

公開 : 2018.02.06 19:15  更新 : 2018.02.06 20:08


プジョー206:18年(1998〜2016年)

15年続いた205の後継モデルとして、1998年に登場した206は、先代を超える長寿モデルとなったのはもちろん、ラインナップの多さでも上回った。2ドアと4ドアのハッチバックを基本に、SWと称したワゴン、可動式ハードトップを備えるコンバーティブルのCC、また一部市場向けの4ドア・セダンも用意された。

主要マーケットは欧州とラテンアメリカだったが、日本でもプジョー未曽有のヒットを記録するなど、世界各地で販売を伸ばした。生産も各地で行われ、累計台数はおよそ1000万台に達した。

206の長寿は、想定外だったといえる。2006年には後継車種の207が登場したが、ルノーが廉価な参加ブランドのダチアで成功を収めていたのに対抗するため、206+として存続。さらに中国市場では、外装を改修しシトロエンC2として販売された。

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