新型テスラ・ロードスター 欧州初披露 グランド・バーゼルにて

公開 : 2018.09.05 12:24  更新 : 2018.09.05 12:24

EV史上最長の航続距離

「(さらなる高性能化は)安全性だけが問題です。ロケットの技術をクルマに適用することにより、飛躍的に可能性が広がりました」

さらに、マツダMX-5 RFのような着脱式ガラスルーフを装着しながら400km/h超での走行が可能だという。

マスクは200kWhのバッテリーを搭載したことによりおよそ1000kmの航続距離を実現したと語る。これはEVとして世界記録だ。今までのテスラ車に搭載されたバッテリーとして最大のものは100kWhであり、モデルS P100DのアメリカEPAテストにおける航続距離は549kmであった。

「このクルマの目標はガソリン車に打ち勝つことにあります。ガソリンスポーツカーを運転することは、蒸気機関車のように過去のものとなります」とマスクは続けた。

テスラ・ロードスターは2020年に発売が予定され、ファウンダーズ・エディションと呼ばれる初期限定車は25万ドル(2790万円)で1000台のみが販売される。予約受付はすでに開始されているが、代金は前払いだ。その後の車両は20万ドル(2232万円)での販売が予定されている。

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