新型ボルボV60 日本仕様T5インスクリプション試乗 価格599万円

公開 : 2018.09.25 15:30

ボディ、内装、脚 仕上がりは?

今回の試乗は千葉県で開かれたメディア試乗会によるもので、ルートも近郊の高速と一般道にかぎられたが、いかにもボディ剛性感の高い堅牢さはいつものボルボだ。

内装素材は細かなところまでソフトパッドでていねいに仕立てられており、触感まで含めた高級感ではライバル比でもアドバンテージがある。

今回の試乗個体が可変ダンパーと19インチ・ホイール付きで、走行距離1000kmちょっと……という “おろし立て” だったので、それがV60本来の印象なのかは不明だが、フットワークの仕立てには改善の余地がある。

センターコンソールにあるジョグダイヤルによって、可変ダンパーの制御を含めた走行モードが選択できるのだが、今回の組み合わせでは、コンフォートモード(標準)ではフラフラと落ち着きに欠けて、より硬質なダイナミックモードでは反応がちょっと敏感すぎるうえにドタバタしがち……の感が否めなかった。
 

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