水素エンジンのアストン・マーティン・ラピードS、ニュルブルクリンク24Hに挑戦
公開 : 2013.04.16 12:08 更新 : 2017.06.01 01:51
水素エンジンのアストン・マーティン・ラピードSがニュルブルクリンク24時間レースにチャレンジする。このモデルは、水素エンジンのエキスパート、アルセット・グローバル社と共同開発されたモデルだ。
ツイン・ターボの6.0ℓV12エンジンは、純粋にガソリンと、純粋に水素、そしてそのコンビネーションといった3つの方法で推進される。24時間の耐久レースを戦うことによって、アストン・マーティンはその信頼性を証明したいと考えている。
水素システムは、フューエル・レール、ストレージ・タンク、そしてECUで構成される。まじりけのない水素、またはガソリンとのブレンドで、最適のパワー、加速を導き出し、加えてCO2排出量を最小にする。
4つ用意されるストレージ・タンクは、それぞれ350barの圧力で、トータル3.5kg。その安全性は、ドイツのモータースポーツ理事会で確認されている。
トップスピードは305km/h、0-100km/h加速は4.9秒というパフォーマンスを持つ。
アストン・マーティンのCEO、ウルリッッヒ・ベッツは、「この革新的なマシンは、われわれの100周年を祝う共に、将来に目を向けていることを証明する絶好の機会でもある。」と語っている。