試乗 レクサスUX 250h 英国で評価 光る都市部での快適性 外観も好印象

2019.04.04

市街地に最適化されたSUV

しかし、活発な走りが味わえるハンドリングを備えていないとしても、このコンパクトSUVに関しては、それほど大きな問題とはならなそうだ。恐らく、郊外のツイスティな道をキビキビと走ることを楽しむために、レクサスUXを購入するひとは殆どいないはず。レクサス自身も、それを理解しているのだろう。

レクサスのウェブサイトを見ると、UXは「Creative Urban Explorer」をコンセプトに誕生したクルマとある。このクリエイティブ・アーバン・エクスプローラーの、具体的な説明はないようだが、UXは優れた質感で快適に都市部を運転することができる。

市街地の低速域に限っていえば、Fスポーツより柔らかなサスペンションが、優れたプライマリーライドを示し、落ち着きのある穏やかな乗り心地を生んでいる。またCVTとハイブリッドの組み合わせによるパワートレインも、静止からスムーズにクルマを加速させ、低速域では充分に力強さを感じられるから、多くのひとにとって納得できる仕上がりだと思う。

もちろんアクセルを深く踏み込めば、CVTということもありエンジンの回転数はスルスル上がっていくが、車内で聞こえてくるノイズは上手に遮断されている。レクサスUXを運転するカギは、優しく穏やかな操作。クルマの性格へ上手に合わせれば、UXが自然と好きになってくるから不思議だ。

燃費も心配する必要はない。都市部での低速域などでは、短時間ながら電気だけでの走行も可能で、WLTP値の17.5〜18.8km/ℓという燃費は実際に届く数字に思える。

 
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