なぜそんなデザインに? 奇妙なインテリアのモデル 17選 前編

公開 : 2019.05.01 10:50  更新 : 2021.03.05 21:42

キャデラック・エルドラド・ビアリッツ

どの世代のキャデラック・エルドラド・ビアリッツとそのインテリアでも、さまざまな素材と仕上げ、さらにはスタイルが交じり合っている。

それでも、もっとも驚くべきは、1971年から78年にかけて生産された7代目モデルの、まるで地上のヨットとでも呼ぶべきキャビンであり、まるで派手好きで知られた有名ピアニスト、リベラーチェの世界を実現したかのようだった。

このクルマのドアを開け、最初にパッセンジャーを迎えてくれるのが、クッション付きシートであり、キャデラックがどれほど快適性を重視していたかを物語るとともに、頭をもたせ掛けられるようにデザインされたドアパネルが、さらなる豪華さを感じさせた。

それでも、ルーフに取り付けられたランプモニターが驚くべき実用性を見せ、ドライバーはバックミラーに視線を送るだけで、リアのブレーキランプとテールライトが正常に機能しているかを確認することができたのだった。

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