【ワーゲンバスがEVに】VWとeクラシックス、「e-BULLI」共同発表 ドイツで販売

公開 : 2020.03.24 10:50  更新 : 2021.01.30 21:25

VWと「eクラシックス社」が再びチームアップして、今度はタイプ2を電動化しました。レトロな外観はそのままに、機能と乗り心地が改良され、e-Up!の電気モーターを搭載した、パワフルなモデルとなっているそうです。

もくじ

e-BULLI
レトロな外観はそのまま

e-BULLI

text:Felix Page(フェリックス・ペイジ)

フォルクスワーゲンと、クラシックカーのEV化を行う「eクラシックス社」は、1966年型タイプ2マイクロバスの、新しい電動モデル「e-BULLI」を共同で発表した。

昨年発表された、オリジナルのビートルの電動バージョンと同様、完全に復元されている。

VW e-BULLI
VW e-BULLI

水平対向4気筒エンジンが、eアップと同じ83psの電気モーターに置き換えられ、タイプ2の「公式」バージョンで、最もパワフルなモデルとなっている。

パワーは、単一スピードのギアボックスを介してリアアクスルに送られ、最高速度は、オリジナルバージョンより26km/h速い、130km/hとなる。

45kWhのリチウムイオンバッテリーパックは、重量配分の最適化のため、シャシーの中央に取り付けられている。

バッテリー容量の80%まで40分で充電可能で、航続距離は200kmとされている。

まったく新しいパワートレインに加えて、eクラシックス社は、使いやすさを向上させるため、シャシーにも一連の変更を施している。

調整可能なショックアブソーバーと、コイルオーバーストラットにより乗り心地が改善され、ドラムブレーキが、より強力なベンチレーテッド・ディスクブレーキに変更されている。

レトロな外観はそのまま

エクステリアへの変更は最小限に抑えられており、LEDヘッドライトとリアに取り付けられた充電状態インディケーターの追加のみとなっている。

インテリアは、新しいオートマティックギアセレクター、イグニッションボタン、オレンジとホワイトのツートーンカラーシート、マリンスタイルのウッドフローリングが特徴的なモダンなスタイルとなっている。

VW e-BULLI
VW e-BULLI

電動ビートルのように、e-BULLIは最新のインフォテインメント・タッチスクリーンを備えている。

これにより、スマートフォンを接続したり、エネルギー使用情報を見たり、アップグレードされたサウンドシステムで音楽を聞くことができる。

このモデルは1台限りの限定版ではなく、eクラシックス社は、レニンゲンにあるワークショップで、e-BULLIと電動ビートルを製造、販売する。

ドイツでの販売価格は、6万4900ユーロ(774万円)。

eクラシックス社の電動ビートルを製造する権利を持つ、英ジャックス・ガレージ社も、今後数か月でe-BULLIを提供する予定となっている。

現在、量産化に向けて、価格を引き下げるために、外部からの投資を求めているとのことだ。

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