【愛車のナビ】どれを選ぶ? ケンウッド彩速ナビ/タイプS/タイプL/連携ドライブレコーダー

公開 : 2020.05.04 09:20  更新 : 2021.03.05 21:29

愛車のカーナビの交換を検討している方。KENWOODが、5月12日 火曜に「彩速ナビ」の新モデル発表を予告しています。そこで、これまでに登場している2020年モデルをおさらいしておきましょう。

彩速ナビ 最新「タイプS」には8インチ大画面

スマホのナビ・アプリに押され気味だったカーナビ専用機だが、大画面モデル、ハイレゾ/HD対応、ドライブレコーダー連携という新たな商品力で、息を吹き返してきた。

KENWOODは、5月12日に「彩速ナビ」新型の公開を予告。今年2020年には、すでに中核モデルの「タイプS」、エントリーモデルの「タイプL」も発表しているので、現行ラインナップを整理しておこう。

KENWOODの彩速ナビ(2020年モデル)のタイプSシリーズは、8V型、7V型200mmワイド、7V型を揃える。
KENWOODの彩速ナビ(2020年モデル)のタイプSシリーズは、8V型、7V型200mmワイド、7V型を揃える。

最新のタイプSは、大画面の8V型「MDV-S707L」を新登場させた。さらに、7V型200mmワイドの「MDV-S707W」、7V型の「MDV-S707」を揃える。技術的には3Dポリゴン表示マップの操作感が印象深い。

空から見下ろしているような3D地図で主要都市を表示し、指先でフリックすれば360°回転させて見ることができる。指の動きに吸い付くようなスムーズな反応が彩速ナビの醍醐味。内蔵メモリの容量を16GBまで倍増させたことが効いている。

安全機能については、前後2カメラ式の新しい連携ドライブレコーダー(後述)が登場し、フル・ハイビジョンで録画できるのがトピック。

連携タイプなので、録画映像を彩速ナビの画面でそのまま再生できるうえ、「2倍」「4倍」に拡大表示できて使い勝手がいい。

最新タイプSは3種類 実勢価格は?

また、逆走を検知した場合には、リアルタイムに警告してくれる「逆走警告」も搭載されている。

個人的に嬉しいのは、地図アプリのMapFanAssistに対応していること。スマホのアプリ画面で目的地を予約すれば、彩速ナビが受信し自動で目的地のセットまでできる。

KENWOODの彩速ナビ(2020年モデル)の「タイプS」7V型200mmワイドのMDV-S707W。
KENWOODの彩速ナビ(2020年モデル)の「タイプS」7V型200mmワイドのMDV-S707W。

注目の8V型「MDV-S707L」は、トヨタRAV4シエンタホンダNボックスなどの車種専用エスカッションも用意していて人気を呼びそうだ。

彩速ナビ・タイプS(2020年モデル)は、地デジ、ハイレゾに対応し、Bluetoothも内蔵する中核モデルで、価格はオープン。実勢価格は下記の通りとなっている。

・8V型

MDV-S707L:8万5000円前後

・7V型200mmワイド

MDV-S707W:6万5000円前後

・7V型

MDV-S707:6万5000円前後

彩速ナビ(2020年モデル) 「タイプL」とは

彩速ナビのエントリーモデル「タイプL」も、同じく今年に入って2020年モデルを発表している。7V型200mmワイドの「MDV-L407W」、7V型の「MDV-L407」という2機種である。

前述の「タイプS」に採用されるハイレゾ、地デジ、Bluetoothまでは必要ないというユーザーには、5万円台で選べる最新の彩速ナビとして魅力がある。

KENWOODの彩速ナビ(2020年モデル)の「タイプL」7V型200mmワイドのMDV-L407W。
KENWOODの彩速ナビ(2020年モデル)の「タイプL」7V型200mmワイドのMDV-L407W。

メニュー画面は、タイプSよりもシンプルな表示とし、「ソース切替」「カスタムメニュー」「目的地検索」を中心とした分かりやすい構成。

WVGA液晶とLEDバックライトにより、7V型の画面は鮮やか。WVGAモニター用に最適化されたマップデザインだから、地図・文字・アイコンが見やすく、ひと目で情報を判断できる。

エントリーモデルといえども、高速道路の走行中に逆走を検知すれば、画面表示・音声で知らせてくれる「逆走警告案内」も搭載している。

彩速ナビ・タイプL(2020年モデル)はオープン価格。実勢価格は下記の通りとなっている。

・7V型200mmワイド

MDV-L407W:5万5000円前後

・7V型

MDV-L407:5万5000円前後

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