【新型コロナウイルス】ダイハツ 国内工場、6月は最大8稼働日を停止

公開 : 2020.05.18 18:03  更新 : 2020.05.18 18:10

ダイハツが、国内工場の6月の稼働停止日程を発表しました。決算を発表したメーカー各社は、新型肺炎の影響を受けて、今後の見通しの不透明感を強調するなか、ダイハツはどのような判断を下したのでしょう。

海外調達パーツの納入が影響

新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、ダイハツが国内工場の6月の稼働予定を発表した。最大で8日間稼働を停止するという。

同社は、海外から調達する部品のサプライチェーンの状況と、新車の需要を鑑みての判断としている。

2019年にフルモデルチェンジしたタント。同年11月単月では2万台を販売し、Nボックスを上回り販売台数1位を記録した。
2019年にフルモデルチェンジしたタント。同年11月単月では2万台を販売し、Nボックスを上回り販売台数1位を記録した。

具体的には、本社(池田)工場が、6月中の木・金曜日の8稼働日を停止。京都工場は6月中の金曜日となる4稼働日の操業を見合わせる。

ダイハツ九州については、大分第1工場で4稼働日、第2工場で2稼働日の停止を行う。

ダイハツの登録車で、小型SUVモデルとして好調な「新型ロッキー」は、竜王工場で製造されており、今回の発表に同工場は含まれていない。

なお、日本メーカーではすでに、トヨタが国内15工場について6月も稼働停止日を設けると発表している。

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