【スマホにドライバー情報を記録】キア・シード1.6 CRDi 48V iMTへ試乗

2020.09.17

サマリー

欧州ではトヨタ・カローラなどの競合になる、キア・シード。マイナーチェンジに先駆けて、ディーゼルにマイルド・ハイブリッドが採用されました。スマートフォンとの連携機能も注目です。英国編集部が、ドイツで評価しました。

もくじ

ディーゼルのMTにマイルド・ハイブリッド
静かなエンジンに、熟成されたハンドリング
スマートフォンにドライバー情報を保存
キア・シード1.6 CRDi 48V iMT(欧州仕様)のスペック

ディーゼルのMTにマイルド・ハイブリッド

text:Joe Holding(ジョー・ホールディング)
translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)

 
キアは、フェイスリフト前のアップデートとして、シードにマイルド・ハイブリッドを投入した。CO2の排出量削減は、避けられない流れにある。

迎えるエンジンは、1.6Lの4気筒ディーゼル・ターボ。キアによれば、電圧48Vのマイルド・ハイブリッドと電磁クラッチを組み合わせるのは、初めてだという。

キア・シード1.6 CRDi 48V iMT(欧州仕様)
キア・シード1.6 CRDi 48V iMT(欧州仕様)

今回キアが採用した新しいマニュアル・トランスミッションは、iMTと呼ばれる。バイワイヤーで動くクラッチを採用し、スターター・ジェネレーターと連携することで、エンジンのオートストップ機能をより高速で制御できるようになった。

また状況に応じて、123km/hまでの速度でエンジンを自動的に停止。ギアに入ったままでもクラッチを切り、惰性での走行を可能としている。燃費を向上させ、CO2の排出を抑える狙いがある。

同時にスマートフォンと統合した、新しいサービスも導入。交通渋滞の予測や拡張現実を利用したナビや、ドライバー情報の保存・転送などが盛り込まれている。

それ以外の部分は、基本的に従来どおり。年末のマイナーチェンジでは、全面的にラインナップが見直される予定だ。

電磁クラッチという技術に、恐れる必要はない。運転中は従来の機械式クラッチと、ほとんど区別が付かないだろう。クラッチがつながるポイントの感覚も普通。ただし加速感も、従来どおり活発さには欠ける。

 
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