2026年欧州版 最も注目すべきコンパクトSUV 10選 スタイリッシュで高性能、コスパ優秀な実用車たち

公開 : 2026.03.23 11:45

デザイン、走行性能、実用性など、さまざまな観点からAUTOCAR UK編集部イチオシの「欧州コンパクトSUV」を10台紹介します。従来のハッチバックに代わる実用車として、トレンドの真っ只中にあります。

ハッチバックに代わる主流 トレンドのど真ん中

かつてコンパクトカーの代表と言えば、控えめなハッチバックやセダンだった。しかし、近年ではSUVが主流となり、世界的にも大きな注目を集めている。

実用的なサイズと高いドライビングポジション、そして現代のユーザーが求める汎用性を兼ね備えたコンパクトSUVは、今やファミリーカーとしても、人生初のクルマとしても定番の選択肢となっている。

デザイン、走り、実用性に優れた欧州コンパクトSUVを10台紹介する。
デザイン、走り、実用性に優れた欧州コンパクトSUVを10台紹介する。

この傾向が特に顕著に表れているのは欧州市場だ。日産キャシュカイフォード・プーマなどは販売台数ランキング上位の常連である。混雑した都市部でも扱いやすく、十分な走行性能を備えたコンパクトSUVは、従来のハッチバックの代替と言える。

すべての人のニーズや好みに合うわけではないが、その利点は多岐にわたり、とても幅広いユーザー層にアピールできる。スタイリングの面でも以前より進歩が見られ、各メーカーの特徴的な要素を数多く取り入れている。

AUTOCAR UK編集部は、ダチア・ダスターこそが2026年の欧州コンパクトSUVの決定版だと考えている。広々として実用的なキャビンに、タフな外観、そして節度ある走りを併せ持つ。本格的なオフロード性能と、ほぼすべてのライバル車を下回る価格設定により、コストパフォーマンスの面では文句なしの1台だ。

しかし、他にも優れたコンパクトSUVがいくつかある。本特集では、AUTOCAR UK編集部が厳選した10台を紹介したい。

(翻訳者注:各モデルの装備や価格などは英国仕様に準じます。英国市場から撤退、販売終了したモデルについては取り上げていません。)

1. ダチア・ダスター

デザイン:9点 インテリア:7点 パフォーマンス:7点 乗り心地&ハンドリング:7点 コスト:10点
長所:抜群のコストパフォーマンス 楽しい運転 本格的なオフロード性能
短所:インテリアが少々雑な印象 随所に安っぽさを感じる ユーロNCAPの安全評価が低い
最大の特徴:コストパフォーマンス

ルーマニアの自動車メーカーで、ルノー・グループ傘下のダチアが販売するダスターの3代目モデル。「ダスターはすべてを兼ね備えたクルマだ」と言う人もいるが、AUTOCAR UK編集部もそれに異論はない。世代を経るにつれてどんどん改良されている。

1. ダチア・ダスター
1. ダチア・ダスター

「ダチアの低価格クロスオーバーは、今やかつてないほど洗練され、運転しやすく、低燃費になった」
――イリヤ・バプラート(UK記者)

そのインテリアはファミリーカーとして分類できるほど広くて実用的であり、乗り心地は柔らかく上質。オフロード走行も可能だ。

ダスターには3つのモデルが用意されている。1.2Lのマイルドハイブリッドガソリン、1.6Lのフルハイブリッド、そしてマイルドハイブリッド付きガソリンエンジンとリアの電気モーターを組み合わせた4WDモデル(バイフューエル車)だ。

結局のところ、ダスターはヒョンデコナと同等以上の能力を持ちながら、価格は数千ポンド安いのである。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジャック・ウォリック

    Jack Warrick

    役職:常勤ライター
    クルマだけでなく、英国のローカルニュースとスポーツ報道にも精通し、これまで出版物、ラジオ、テレビなど、さまざまなコンテンツ制作に携わってきた。フォルクスワーゲン・グループの小売業者向けニュースウェブサイトの編集者を務めた後、2021年にAUTOCARに移籍。現在はその幅広い経験と知識を活かし、主にニュース執筆やSNSの運営を担当している。これまで運転した中で最高のクルマは、トヨタGRヤリス。一番のお気に入りだ。
  • 執筆

    サム・フィリップス

    Sam Phillips

    役職:常勤ライター
    AUTOCARに加わる以前は、クルマからボート、さらにはトラックまで、EVのあらゆる側面をカバーする姉妹誌で働いていた。現在はAUTOCARのライターとして、トップ10ランキングや定番コンテンツの更新、試乗記や中古車レビューの執筆を担当している。最新の電動モビリティ、クラシックカー、モータースポーツなど、守備範囲は広い。これまで運転した中で最高のクルマは、1990年式のローバー・ミニ・クーパーRSP。何よりも音が最高。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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