【ブランド初の電動SUV】BMW iX3、欧州で受注開始 邦貨840万円~の新型EV 中国で製造

公開 : 2020.09.18 12:52

BMW iX3の価格が欧州で発表されました。後輪駆動のみが設定され、286psを発揮するブランド初の電動SUVは中国製のバッテリーを採用し、中国で生産されます。現在、予約受注を開始しています。

もくじ

BMW初の電動SUV、予約受注開始
AWDはなし、後輪駆動のみ設定
中国製バッテリーを採用する理由

BMW初の電動SUV、予約受注開始

text:Greg Kable(グレッグ・ケーブル)
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)

独BMWは、2番目の完全EVである「iX3」の欧州価格を発表すると同時に、予約受注を開始した。納車開始は2021年夏を予定している。

発売時には、2つの限定モデルが展開される予定だ。価格はそれぞれ6万1900ポンド(840万円)と6万4900ポンド(880万円)からとなっているが、より安価なモデルも後日発表される可能性がある。

BMW iX3
BMW iX3    BMW

「プレミア・エディション」は、電動テールゲート、アダプティブ・サスペンション、パノラミック・サンルーフ、20インチ・アルミホイールのほか、シートヒーター、ワイヤレスのスマートフォン充電器、運転支援システムが標準装備されている。

4種類のボディカラー、2種類のエクステリア・トリムカラー、4種類のヴェルナスカレザーカラーが用意されている。

「プレミア・エディション・プロ」は、ヘッドアップ・ディスプレイ、ハーマン・カードンのサラウンド・サウンド・システム、ジェスチャー・コントロール、オートハイビーム、ランバーサポート、パーキング・アシスタント・プラスなどの機能が追加されている。

また、作曲家ハンス・ジマーと共同開発したエンジンサウンド生成機能「IconicSounds Electric」を搭載している。

AWDはなし、後輪駆動のみ設定

第3世代のX3をベースにしたこの電動SUVは、第5世代のeドライブ・システムと呼ばれるドライブトレインを採用している。これは、新開発の電気モーターとバッテリーの組み合わせを特徴としており、286psを発揮し、公式のWLTP航続距離は458kmに達する。

2018年の北京モーターショーでiX3コンセプトとして初公開されたこのEVは、世界の主要市場に向けて中国で生産される初のBMWとなる。また、今後1年半以内に発売されるBMW iブランドの3モデルの新型EVのうち、最初のモデルでもある。

BMW iX3
BMW iX3    BMW

iX3の生産は、BMWと中国の自動車メーカーであるブリリアンスが運営する遼寧省瀋陽市の合弁工場で独占的に行われ、英国では来年3月に右ハンドル車の納車が開始される予定だ。

コンセプトの外観を踏襲しながら、クローズされたフロントグリル、各コーナーに配置された垂直方向のエアダクト、フロント・ホイールハウス後方のブリーザーの変更、シルの変更、リアバンパーの変更などにより、標準モデルのX3との差別化を図っている。

グリル、シル、リアバンパー内のブルーのエレメントは、電動モデルであることを示しており、その空気抵抗の係数を表すCd値は0.29だ。

ボディ形状から四輪駆動を思わせるが、iX3は後輪駆動のみの計画だ。パワーはリアに搭載された286ps、40.7kg-mのトルクを発生する電気モーターから供給される。

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