【なぜ1代かぎりで終焉?】三菱アイミーブ、EV花盛りなのに生産中止の背景 ミニキャブ・ミーブ存続のワケ

2020.09.19

サマリー

三菱のEV「アイミーブ」が2020年度内で生産中止になることが決まった模様です。2009年の発売以来、本格的な量産EVとして商用、乗用、また官公庁向けなどで活用されてきました。一方、ミニキャブ・ミーブが存続する理由とは?

もくじ

アイミーブ生産終了 11年の歴史に幕
アイミーブ、トップダウンで決まった
三菱アイミーブの使命は終わっていた
ミニキャブ・ミーブ、なぜ生き残る?

アイミーブ生産終了 11年の歴史に幕

text:Kenji Momota(桃田健史)

三菱自動車(以下、三菱)のEV「アイミーブ」が2020年度をもって生産中止になる。2020年9月18日夜、新聞各社や通信社が「関係者の話」として一斉に報じた。発売開始は2009年で、累計販売台数は約2万3000台である。

ところが、ちょっと気になることがある。


この報道が出た前日の17日、三菱は商用EV「ミニキャブ・ミーブ」でグレード展開の変更や、車両接近通報装置の変更など一部改良して、モデル継続を発表しているのだ。

同社はアイミーブと同じモーターなどを搭載し、2011年に発売されている。

三菱の事業戦略としては、2020年5月にルノー日産三菱アライアンスが今後の方針を発表。そのなかで、3社の役割分担を明確化し、技術開発と販売国・地域において各社の「選択と集中」を進めることが明らかになった。

例えば、中型乗用EVについては日産自動車、小型乗用EVについてはルノー、また軽自動車についてはEVを含めて日産と三菱の合弁企業NMKVが開発を進める。

こうした状況下で、「アイミーブ」は消えるのに「ミニキャブ・ミーブ」が生き残る。

その背景に何があるのか?

また、アイミーブがEV市場に残した成果とは何だったのか?

 

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