【詳細データテスト】BMW X7 小型車並みの制動距離 リムジン並みの静粛性 ハンドリングと乗り心地のバランスも上々

2020.09.19

サマリー

BMW最大SUVの、現時点での最強バージョンをテスト。最高級リムジン並みに静かな室内は長距離も快適で、3列目も広々。ハンドリングや加速、制動は巨体を意識させません。とはいえ、絶対的なサイズは大きすぎますが。

もくじ

はじめに
意匠と技術 ★★★★★★★★☆☆
内装 ★★★★★★★★★☆
走り ★★★★★★★★★☆
使い勝手 ★★★★★★★★★☆
操舵/安定性 ★★★★★★★★☆☆
快適性/静粛性 ★★★★★★★★★☆
購入と維持 ★★★★★★★☆☆☆
スペック
結論 ★★★★★★★★☆☆

はじめに

今回のテスト車は、ミュンヘンが送り出す背の高い大型高級車の最新版。全長は5.2m近く、全高は1.8mを超える、2.5t近いBMW、X7だ。

2019年春に英国上陸を果たしたX7だが、これまでロードテストにかける機会を逸してきた。そして、発売以来の1年半は波乱万丈とさえいえるものだ。ラインナップには、すでに差し替えられたエンジンもある。おおむね、ユーザーの支持を反映した結果ではあるが。

テスト車:BMW X7 xドライブ M50i Mパフォーマンス
テスト車:BMW X7 xドライブ M50i Mパフォーマンス    MAX EDLESTON

当初のラインナップは3機種で、そのうち2機種がディーゼルだったが、そのいっぽうの30dはすでにディスコン。40iとM50dは継続販売されており、これに加わった40iと40dはいずれも340psを発生する。ディーゼルのトップグレードとなるM50dに搭載されるのは、驚異的な4ターボユニットだ。

最上位グレードはxドライブ M50i。いま手に入るうちでもっともパワフルな7シーター乗用車だが、実質的な先代モデルであるX5の3列シート版は最強モデルがディーゼルだったのに対し、こちらはガソリンモデルだ。

それでもX7は、M50iの上に、X7 Mも加わる見込み。その最大のMモデルは、メルセデスAMG GLS 63あたりと熾烈なバトルを繰り広げることになるだろう。

とはいえ、今回テストできるのは現時点でのトップモデルとなるMパフォーマンス仕様。530psのV8ツインターボで、0−100km/h加速の交渉タイムは4.7秒だ。BMWファンを満足させるモデルになっているのか、さっそく吟味していきたい。

 
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