【小さな四つ葉のクローバー】アルファ・ロメオ145クワドリフォリオ 英国版中古車ガイド

公開 : 2020.09.28 06:20

不具合を起こしやすいポイント

エンジン

専門家は、5万8000kmか、3年毎のタイミングベルト交換を推奨している。始動時にディーゼルエンジンのようにガラガラうるさい場合、カムバリエーターを同時に交換した方が良いだろう。

ツインスパーク・エンジンはオイルを消費する。しかし過度の消費は懸念材料にもなる。

ボディ

アルファ・ロメオ145クワドリフォリオ(英国仕様)
アルファ・ロメオ145クワドリフォリオ(英国仕様)

赤いボディは退色が進む。一部分だけ塗り替えると、2トーンに仕上がってしまう。錆びるのは日当たりの悪い部分。フロアパンとサイドシルのジョイント回りなど。

スペアタイヤの収納部分やリアシートの足元、フロントバンパーのマウント付近も、錆びやすいポイント。

電気系統

運転席側のエアバッグ・センサーが故障すると、警告灯が点きっぱなしに。逆に警告灯がすべて付かない場合、電球が外されていることも。

パワーウインドウは、経年劣化で動きが悪くなり、ランナーから外れてしまう。しかし、適正な潤滑油を補充すれば、動きを回復してくれる。

サスペンションとステアリング

フロントのウイッシュボーンが劣化すると、タイヤの偏摩耗につながる。リア側では、ラジアルアーム・ベアリング付近の汚れを確認し、試乗で動きを確かめる。フワついた乗り心地の場合、ショックアブソーバーの交換時期。

トランスミッション

MTは、経年劣化でフィーリングが悪化する。激しい運転を繰り返されている場合、リビルトの必要性も出てくる。変速時に、引っ掛かりや曖昧なゲート感がないか確かめる。

中古のMTは出てくるが、初期のフェーズ1と後期のフェーズ2は仕様が異なる。交換時には気をつけたい。

知っておくべきこと

1997年から、ツインスパーク・エンジンは145ラインナップ全体に導入。さらにトップグレードのクアドリフォリオ譲りとなる、スポーティなサスペンションとステアリング、ブレーキ、シートを獲得した、1.8Lモデルが投入された。

いずれも非常に珍しい一方、価格は手頃なまま。クアドリフォリオ独自のアルミホイールはつかないが、魅力的な145でもある。

専門家の意見を聞いてみる

イアン・スタンパー オートブリタリア代表

「ここ最近、アルファ・ロメオ145は目にしていませんね。良いクルマだっただけに残念です。しかし、よく錆びます。サビはドアシールを原因に、リアアスクル・マウント付近から始まります」

アルファ・ロメオ145クワドリフォリオ(英国仕様)
アルファ・ロメオ145クワドリフォリオ(英国仕様)

「アルファ・ロメオらしく、進行に一貫性はありません。すべてのクルマが、同じ場所で錆びるとも限りません。錆びないクルマも、実際あるんです」

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