【最先端のテクノロジー】新型メルセデス・ベンツSクラス、欧州で発売 価格は?

公開 : 2020.09.27 21:10

エクステリア/インテリア

新型は、先代よりやや大型化している。ロングホイールベースモデルの全長は5255mmで、先代より34mm長くなり、ホイールベースは3216mmで51mm増加した。全幅は55mm拡大して1954mm、全高は12mm高くなり1503mmとなっている。

ロングホイールベースモデルでは、後席のレッグスペースが24mm広くなったとされるが、ショルダースペースは32mm減少している。トランク容量は20L増の550L。

メルセデス・ベンツSクラス
メルセデス・ベンツSクラス    メルセデス

メルセデスによれば、フロントマスクの面積が大きくなったにもかかわらず、抗力係数(Cd値)は先代の0.24からクラストップの0.22に低減されており、ブランド史上最も優れたクルマの1つとなっているという。

エクステリアとは対照的に、インテリアは全面的に刷新された。12月に発売予定の第5世代Cクラスを含む将来のメルセデスモデルにも反映される予定だ。

ダッシュボードには、アルミの装飾を施したオープンポアウッドパネルや、4つの長方形のルーバーなど新しいデザイン要素が採用されている。

主な特徴としては、3D機能(オプション)を備えた12.3インチのデジタルメーターや、センターコンソールに設置された11.9インチのタッチスクリーンが挙げられる。エアコンの調整はこのスクリーンに組み込まれている。

アナログ・コントロール(物理ボタン)は先代よりも27個少なくなり、新開発のMBUXによるスワイプ、音声、ジェスチャーによる操作に重点を置いている。

AR(拡張現実)機能と、77インチモニターと同等の表示領域を持つ先進の新型ヘッドアップディスプレイをオプション設定したほか、フロントシートの背もたれにサブウーファーを搭載した30スピーカー1750Wのブルメスター4Dサウンドシステムを新たに採用。

また、リアには、オプションでフロントシート背面に2台の11.6インチタッチスクリーンを装備できる。MBUXを使用して、車内外で使用できるコントロールタブレットもある。その他にも、フロントシート後部から展開する後席エアバッグが新たに用意された。

パワートレイン/パフォーマンス

新型Sクラスは、6代目から受け継いだ直列6気筒エンジンを2基搭載し、4つのモデルをラインナップする。

3.0Lのターボチャージャー付きマイルド・ハイブリッドは、S 450が367ps、S 500が435psを発揮する。2.9L ターボディーゼルのS 350dは286ps、S 400dは330ps (先代より10ps少ない)。

メルセデス・ベンツSクラス
メルセデス・ベンツSクラス    メルセデス

6気筒ガソリンエンジンには電動ブースト機能が搭載されており、スターターモーターにより加速時に21psを発揮するほか、回生ブレーキと惰性運転機能も備えている。トランスミッションは9速ATを採用した。

S 350dには、後輪駆動と4マティック四輪駆動(オプション)の2種類が用意されている。その他のモデルはすべて四輪駆動が標準装備だ。

さらに、S 580に搭載される4.0L V8、507psの48Vマイルド・ハイブリッドに加えて、2021年にはS580eが加わる予定である。このモデルは、3.0L 直6ターボと電気モーターを組み合わせて517psを発揮し、28kWhのリチウムイオンバッテリーで100km以上の航続距離を実現する。

V12エンジンを搭載するフラッグシップモデルのマイバッハは、11月の広州モーターショーで発表される予定だが、630psを発揮するという情報もある。

また、AMGのバッジをつけるS 63e 4マティック+とS 73e 4マティック+も開発中だが、英国では2021年半ばまで納車は予定されていない。

両車の公式な詳細はまだ明らかにされていないが、AUTOCARが確認できるのは、どちらも4.0L V8ツインターボと、400Vで動作するリアアクスルに内蔵された電気モーター、容量約20kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載するということだ。

S 63eでは、電気モーターは135psを発揮するとされ、AMGの関係者は「(合計出力は)700psに近い」としている。

一方、S 73eには208psの電気モーターが搭載されて合計816psとなり、これまでで最もパワフルなSクラスとなる。

新型Sクラスは、第2世代のMRA(モジュラー・リア・アーキテクチャー)プラットフォームと、フロントが36mm、リアが51mm広いトレッド幅を持つシャシーを採用している。

調整可能なダンピングコントロールを持つエアマティック・エアサスペンションや、インパルス・サイド機能を搭載したE-アクティブ・ボディ・コントロールサスペンションが標準装備されている。この機能は、レーダーセンサーが側面衝突を感知すると車体を最大80mm持ち上げ、フロアパンへの衝突エネルギーの吸収を向上させる。

新型Sクラスは、ドイツのジンデルフィンゲンにある第56工場の新ラインで生産される。

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