【価格/サイズは?】BMW 5シリーズ改良新型、ハンズ・オフ可能に ツーリング/セダン/プラグインHV/ディーゼルを解説

公開 : 2020.09.28 10:00  更新 : 2020.09.28 16:16

改良新型5シリーズ 内装/コネクティビティ

画像はすべて欧州仕様となります。

大きくイメージを一新したエクステリアに対し、インテリアは従来型とさほど変わっていない。

スイッチパネルは、すべてハイグロスブラックとすることで品質感をさらに高めている。また、523iを除くグレードでは本革シートが標準装備されており、高級感を演出した。

改良新型BMW 540iセダンの前席内装(欧州仕様)
改良新型BMW 540iセダンの前席内装(欧州仕様)

コネクティビティにおいても、大幅な進化を遂げている。

AI技術を活用することで、音声会話だけで車両の操作や情報へのアクセスが可能となる「BMWインテリジェント・パーソナルアシスタント」を標準装備。これは「オーケイ、BMW」と話しかけることで、車両の操作や目的地の設定などが可能となる。

このシステムには名前を自由に付けることが可能で、「オーケイ、BMW」だけでなく「5シリーズ」とか、呼びかける言葉を任意に設定することができるため、愛車により親しみを感じられるようになるだろう。

また、Apple CarPlayにも対応したBMWコネクテッドドライブ・プロフェッショナルも標準装備。スマホで事前に検索した目的地を車両に送信できるなど、利便性を大幅に高めた。

さらに、車両のキーを持たずとも、iPhoneをドアハンドルにかざすことで、車両のロック解除/施錠、さらにエンジンの始動も可能なBMWデジタルキーも標準装備する。

改良新型5シリーズ パワートレイン

ユーザーの多種多様なニーズに応えるため、複数のパワートレインの選択肢を提供するというBMWの理念「パワー of チョイス」に基づき、改良型5シリーズは日本仕様でも豊富なエンジン・バリエーションを展開している。

ガソリン・エンジンでは、185ps/29.6kg-mを発生する2Lの直4ターボ(523i)、252ps/35.7kg-mを発生する2Lの直4ターボ・高出力型(530i)、そして340ps/45.9kg-mを発生する、BMWの伝統である3Lの直6ターボ(540i)と、3種を設定している。

改良新型BMW 530e Mスポーツ・セダン(欧州仕様)
改良新型BMW 530e Mスポーツ・セダン(欧州仕様)

ディーゼルエンジンは、環境に優しいクリーン・ディーゼルとしても定評がある、190ps/40.8kg-mを発生する2Lの直4ディーゼル・ターボ(523d)を設定。

さらに、2Lの直4ガソリン・エンジンと電気モーターを組み合わせたプラグイン・ハイブリッド・システム搭載車(530e)も設定。システムトータルで294ps/42.8kg-mを発生し、従来型よりもパワーアップして電気モーターを環境性能だけでなくスポーツ走行にも利用している。

200Vの普通充電なら約4~5時間でフル充電でき、電気だけで54km(WLTCモード)の走行が可能だ。

駆動方式はFRが基本だが、ディーゼルとガソリン直6搭載車には4WDの「xドライブ」も設定されている。

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