2026ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー(WCOTY)は『BMW iX3』が受賞!【選考に参加する筆者が結果を解説】
公開 : 2026.04.15 07:05
ワールド・カー・アワードが主催する、『2026ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー』(WCOTY)の選考結果が、ニューヨーク・インターナショナル・オートショーで発表されました。選考に参加する山崎元裕が結果などを解説します。
筆者も以前から選考に参加
ワールド・カー・アワードが主催する、『2026ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー』(WCOTY)の選考結果が、4月1日からアメリカのニューヨークで開催された、ニューヨーク・インターナショナル・オートショーで発表された。
ワールド・カー・アワードを構成する選考委員は、今年は世界の33ヵ国から集まった98人で構成され、筆者も以前から選考に参加させて頂いている。国際色が豊かなことがWCOTY、そしてほかにも用意される各賞の行方に大きく影響することは、個人的にもこれまでの経験からも良く知り得ているところだ。

WCOTY、そして各賞が決定するまでのプロセスは実に長い。2026年を例にとるのならば、そのオフィシャルローンチ(スタート)は昨2025年9月で、ここで選考委員が正式に決定すると、11月にはカリフォルニアのLAオートショーの開催直前に、テストドライブデイが行われる。
これは選考委員にとって極めて重要なイベントであるばかりではなく、自動車メーカーもまた、ここに試乗車を用意することは大きな意味がある。なぜならWCOTYの選考で最も基本的なルールは、実際に自分がそのモデルを試乗したことがあるかどうか。
試乗をしていないもの、つまり実際に評価していないものにポイントを投じることはできない仕組みになっているのだ。自国に輸入されていないメーカーのモデルを評価できるということは、多くの選考委員にとって大きなチャンスであるのは当然だ。
BMW iX3が2026WCOTYのタイトルを獲得
さっそく2026年のWCOTY、そして各賞の選考結果を報告していこう。まず、トータルで57台の候補車の中からWCOTYのタイトルを獲得したのは、『BMW iX3』だ。
ノイエ・クラッセ(ニュー・クラス)と呼ばれる、まさにBMWにとって歴史的変革の第1弾モデルとして、昨年のIAAモビリティ2025で発表されたiX3は、最先端のテクノロジーを採用した完全電動のスポーツ・アクティビティ・ビークル(SAV)。

その斬新なエクステリアデザインや、これもまた今後誕生するニューモデルにも採用されていくことになるBMWオペレーティングシステムXを基盤としたインフォテインメントシステム、あるいはBMWパノラミックビジョンなど、ニューモデルとしての話題性は実に豊富。もちろん、BMWが伝統とする走りの楽しさを演出するための最新技術も惜しむことなく導入されている。
WCOTYのトップ3ファイナリストには、ほかに『ヒョンデ・パリセード』、そして『日産リーフ』が残っていたが、選考委員が10項目に渡って与えたポイントをもとに算出されたiX3のスコアはこれらを圧倒していた。
さらにこのiX3は、『メルセデス・ベンツCLA』、『日産リーフ』と争った部門賞、『ワールド・エレクトリック・ビークル』を制するとともに、まもなくその役を終えるものの、同社代表のオリバー・ツィプセ氏も『ワールド・カー・パーソン・オブ・ザ・イヤー』に選考されている。




























































