【じっくり見たい】ロールス・ロイスの脱・贅沢とは 新型ゴースト、日本上陸 価格/納車時期も判明

公開 : 2020.10.09 11:20  更新 : 2021.10.11 09:35

ロング・ホイールベース版も撮影

会場には標準シャシーに加え、ロング・ホイールベース版の「エクステンテッド」も持ち込まれた。

「エクステンテッド」はダーク・エメラルドにダイヤモンド・ブラックのトップというカラーリング。

ホイールベースを170mm延長したゴースト・エクステンデッドの後席内装
ホイールベースを170mm延長したゴースト・エクステンデッドの後席内装    上野和秀

ロールス・ロイスではあまり見ないグリーン・メタリックというボディカラーは、ライティングで色味が変化する味わい深さが印象的。

「エクステンテッド」はホイールベースを170mm延長し、3465mmとしたもので、後席のフットスペースの広さは圧巻。

前席バックレストは、遥かかなたに位置する。まさにショーファードリブンで磨き上げられてきたロールス・ロイスを象徴する部分だ。

また、後席中央のアームレストにはワイン・クーラーが組み込まれ、グラスも一緒に収められる。

日本価格/納期は?

新型ゴーストの日本におけるベースモデルの希望小売価格は、3590万円(税込)からと発表された。

ロング・ホイールベース版の「ゴースト・エクステンデット」は、4200万円からとなる。

新型ロールス・ロイス・ゴースト
新型ロールス・ロイス・ゴースト    上野和秀

ロールス・ロイス・モーターカーズは新型コロナウイルス感染症の影響から生産体制が縮小されていたが、新型ゴーストの製造開始に合わせてフル稼働体制に戻ったという。

日本では10月5日より受注を開始。

気になる納期だが、ファクトリーがフル稼働したこともあり標準的なオプションを装着した仕様であれば約6か月でデリバリーされる見込みとのこと。

もちろん、凝りに凝ったビスポーク仕様になるとその限りではないのは言うまでもない。

記事に関わった人々

  • 上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。

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