【アリアのプラットフォーム】新型ルノー・メガーヌeビジョン コンセプトモデル公開 2021年生産予定

2020.10.19

サマリー

ルノーの新型電動SUV、メガーヌeビジョンが公開されました。日産アリアと同じプラットフォームを採用しており、60kWhのバッテリーを搭載するクーペスタイルのクロスオーバーです。2021年末に生産開始予定です。

もくじ

メガーヌを刷新するコンセプトモデル
モルフォズをベースとしたデザイン

メガーヌを刷新するコンセプトモデル

text:James Attwood(ジェームズ・アトウッド)
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)

ルノーは、「伝統的なハッチバックを再発明する」というコンセプトEV、メガーヌeビジョンを公開した。2021年末の生産開始を目指している。

現行モデルのメガーヌに取って代わるモデルというわけではなく、しばらくは内燃機関搭載のメガーヌ(おそらく新型)と並行して販売される予定だという。

ルノー・メガーヌeビジョン
ルノー・メガーヌeビジョン    ルノー

車名こそ「メガーヌ」とされているが、プラットフォームは日産アリアにも採用されているルノー・日産・三菱アライアンスのCMF-EVを採用した、全く新しいモデルである。

メガーヌeビジョンのスタイリングは、アリアと共有しているようにも見えるが、実際にはモルフォズ・コンセプトをベースとしている。

ルノーの新社長、ルカ・デ・メオは発表会で次のようにコメントしている。

「このクルマは非常に未来的に見えますが、市販車の95%はこのクルマのようになるでしょう」

「EVプラットフォームの可能性をフルに活用して、伝統的なハッチバックをエモーショナルな方法で再発明しました。メガーヌeビジョンはメガーヌを再発明し、ルノーはルノーを再発明します」

「これはほんの始まりに過ぎません。CMF-EVプラットフォームを使用した一連のモデルは、これまでに300件以上の特許が出願されています」

ルノーeビジョンでは、ルノーが「スリムライン」と呼ぶバッテリーをCMF-EVプラットフォームに組み込んでいる。デ・メオによると、このバッテリーの厚さは11cmで、「市場で最もフラットなもの」になっているという。

これにより、スポーティな外観と高い空力性能を実現している。

モルフォズをベースとしたデザイン

コンセプトモデルには60kWhのバッテリーが搭載されており、最大130kWの急速充電が可能だ。デ・メオは、WLTPサイクルで450kmの航続距離が実現可能だとしている。

また、将来的にはさらに高い航続距離を達成する可能性があるという。63kWhバッテリーを積むアリアでは、約360kmとなっている。

ルノー・メガーヌeビジョン
ルノー・メガーヌeビジョン    ルノー

来年には市販モデルが発表される予定で、異なるサイズのバッテリーを搭載したモデルが複数設定される可能性が高い。アリアは2種類のバッテリーに加え、シングルモーターの前輪駆動とツインモーターの四輪駆動を設定しており、これと同様の組み合わせになる可能性がある。

電気モーターは218psと30.5kg-mを発生し、前輪にパワーを送る。ルノーによると、0-100km/h加速は8.0秒未満だという。

ルノーは、メガーヌeビジョンを「ダイナミックなハッチバック」と呼び、小型車、SUV、クーペのスタイリング要素を取り入れたものとしている。

全長は4210mmで、現行のメガーヌやアリアよりもわずかに短い。全幅1800mm、全高1505mm、ホイールベースは2700mmで、アリヤとほぼ同じ。車重は1650kgとされている。

フロントグリルはモルフォズ・コンセプトと同様のもので、ボンネットとバンパーの間には細長いLEDマトリックスヘッドライトが横切る。

フロントバンパーに組み込まれたエアストップは、ホイール周りの空気を効率的に処理する。20インチホイールにはモルフォズと同じ空力に配慮したものが採用されている。

サイドのボディラインは滑らかで、近づくと自動的に開くフラッシュ式のドアハンドルを装備している。クーペスタイルのルーフにはリアスポイラーが取り付けられており、アルミニウム製のディフューザーを備えたリアへと繋がっている。

インテリアの画像は公開されていないが、コンパクトボディに大型セダンの室内空間を持つレイアウトだとされている。また、「スリムで洗練されたインストゥルメントパネル」と、内蔵ストレージを備えた新しいモジュラー環境が期待できるという。

 

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