【1.4億円超え】日産GT-R50 by イタルデザイン 違いは? 詳細解説

公開 : 2021.01.27 11:05  更新 : 2021.10.19 19:44

お値段1.4億円オーバー

ほぼ手作業で創り上げられるGT-R50だけに、その価格もまたスペシャル。現段階で発表されている車両本体価格は1億4530万5600円(税込)となっており、日本への輸送費用や登録諸費用、登録に伴う改善作業費用などは含まれていない。

また、車体のベースカラーとアクセントカラーの2色を自由に選ぶことができる「スペシャルカラーパック(385万円)」をチョイスすれば、自身の思い入れのあるカラーをペイントしてもらうことができる。例えば〇〇年式の〇〇に設定されていたブルー、といった他社のボディカラーの指定もOKとのこと。

日産GT-R50 by イタルデザイン
日産GT-R50 by イタルデザイン    近藤浩之

「ビジブルカーボンパック(580万960円)」を選択すれば、GT-R50に使用されているカーボン製パーツのカーボン地をデザインの一部としてペイントと組み合わせることができるようになる。

さらに「リヴリィーパック(580万960円)」を選べば、オリジナルデザインのパイピングがライン、塗り分けなどを追加することができ、後年の日産レーシングカーデザインを再現することなども可能となる。

これらは特別なデザインの知識がなくても、希望のデザインのイメージを伝えるだけでイタルデザインの選任デザイナーが具体的なサンプルデザインを作成してくれ、納得がいくまでやり取りをすることができるという非常に贅沢なプランといえるだろう。

ちなみにこのテストカーに装着されているリアウイングもオプション品の「油圧式可変ウイング(580万960円)」となっており、室内のスイッチで収納及び可変操作が可能なものとなっている。

なお、取材時ではまだ50台全て完売とはなっていないとのこと。日産とイタルデザインの契約上、50台という生産枠が増えることはないそうだ。

記事に関わった人々

  • 小鮒康一

    Koichi Kobuna

    1979年生まれ。幼少のころに再放送されていた「西部警察」によってクルマに目覚めるも、学生時代はクルマと無縁の生活を送る。免許取得後にその想いが再燃し、気づけば旧車からEV、軽自動車まで幅広い車種を所有することに。どちらかというとヘンテコなクルマを愛し、最近では格安車を拾ってきてはそれなりに仕上げることに歓びを見出した、尿酸値高い系男子。
  • 近藤浩之

    Hiroyuki Kondo

    某自動車雑誌を経てフリーに。2013年に(株)スカイピクチャー設立(とはいっても1人で活動)。仕事は写真/動画の撮影編集、たまに作文。対象はクルマを始め、建築/フード/人物など幅広いが、要は何でも屋の便利屋。苦手なことは、自分のプロフィールを自分で書くこと(要はこの文章)

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