【ウルス、RS Q8に挑戦状】ポルシェ・カイエン・ターボ・クーペ 今夏発表予定 最高出力640ps

公開 : 2021.05.21 21:05

カイエンで最もスポーティーなモデルがまもなく登場します。アグレッシブなエアロパーツも多数装着されます。

もくじ

ライバルはハイパフォーマンスSUV
空力と冷却性能も向上
加速力も申し分なし?

ライバルはハイパフォーマンスSUV

text:Greg Kable(グレッグ・ケーブル)
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)

ポルシェは、ランボルギーニ・ウルスやベントレー・ベンテイガ・スピードなど、ハイパフォーマンスSUVに照準を合わせたカイエン・ターボの上位モデルを発売する予定だ。

カイエンの最新モデルとして6月末に発表予定のこのモデルは、ポルシェの4.0L V8ツインターボに改良を加え、最高出力640psを発揮。これまでのカイエンで最もパワフルな内燃機関モデルとなる。

カイエン・ターボ・クーペのプロトタイプ
カイエン・ターボ・クーペのプロトタイプ    ポルシェ

車名はまだ明らかにされていないが、クーペスタイルのカイエン・クーペのみに設定される。なお、標準モデルのカイエン・ターボは引き続き販売される。

この新型車の開発を担当したエンジニアのリコ・レッシャーは、最近ドイツで行われたプロトタイプ試乗会で、AUTOCARに次のように語った。

「クーペを選択するメリットはあります。(標準の)SUVよりも軽く、重心もわずかに低くなっています。わたし達は、これまでで最もパワフルなだけでなく、最もスポーティーなカイエンを提供したいと思っています」

空力と冷却性能も向上

カーボンファイバーを多用したアクティブ・エアロダイナミック・パッケージを採用し、ダウンフォースを向上させるとともに、エンジンルームとブレーキの冷却を効率化している。

フロントバンパーには、よりはっきりと目立つリップスポイラーと、標準モデルよりも大きなエアダクトが採用されている。速度に応じて展開されるリアウイングも特徴的だ。また、新しいリアディフューザーと、センターマウントの2本の大型エグゾーストもスポーティーな印象を醸し出している。

カイエン・ターボ・クーペのプロトタイプ
カイエン・ターボ・クーペのプロトタイプ

標準のカイエン・ターボ・クーペにオプション設定されているライトウェイト・スポーツ・パッケージのさまざまなパーツが使用されており、その中にはカーボン製のルーフパネルも含まれている。車両重量は標準モデルの2200kgを下回ると言われているが、詳細は明らかになっていない。

パワートレインは、90ps増加して640psになった。これは、同じツインターボの4.0L V8が搭載されているアウディRS Q8と比較して40ps多く、ランボルギーニ・ウルスと比較してもわずか10ps少ないだけだ。また、トルクも8.3kg-m増加し、86.4kg-mとなった。

一方、車重2535kgのカイエン・ターボS Eハイブリッドでは、ツインターボの4.0L V8ガソリンエンジンと電気モーターの組み合わせにより、680psを発揮する。

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