【8年ぶり全刷新】新型フォルクスワーゲン・ゴルフ8 日本仕様は全マイルドハイブリッド 価格/内外装/スペック解説

公開 : 2021.06.15 11:00  更新 : 2021.06.16 12:45

フォルクスワーゲンの新型ゴルフがついに日本上陸。コンパクトカーのベンチマークの全容をチェックします。

偉大な国民車 8世代目のゴルフとは

text:Takuo Yoshida(吉田拓生)
photo:Satoshi Kamimura(神村 聖)/Keigo Yamamoto(山本佳吾)
editor:Taro Ueno(上野太朗)

偉大なるビートルの跡を受け継ぐコンパクトカーとして1974年に誕生したフォルクスワーゲン・ゴルフ。

前輪駆動でハッチバックスタイルを基本とするゴルフは、デビュー以来3500万台以上の販売を記録し、Cセグメントのベンチマークであり続けている。

フォルクスワーゲン・ゴルフ
フォルクスワーゲン・ゴルフ    山本佳吾

8世代目となる今回はプラットフォームこそ先代と同じMQBを使用するが、パワートレインは1Lの3気筒と1.5Lの4気筒とも48Vシステムのマイルドハイブリッド(VWとして初)となる。

またドライバーアシスタンス機能として210km/hまで対応する「トラベルアシスト」を標準装備。

スロットルやブレーキ操作のみならず、ステアリング操作もサポートしてくれるため、長距離ドライブの快適性と安全性が大いに高まるはず。

コロナ禍による生産の遅れなどにより、本国より2年ほど遅れて導入が開始される新型ゴルフ。その全容を確認しておきたい。

伝統に忠実、一目でわかる安心感

新しい衣装になったVWマークを中央に据えたフロントマスクと、初代から受け継がれてきた幅の広いCピラー。

新型も一目でフォルクスワーゲン・ゴルフとわかるスタイリングになっている。

フォルクスワーゲン・ゴルフ
フォルクスワーゲン・ゴルフ    神村 聖

寸法は先代に比べ全長こそ30mm長くなっているが、全幅は10mm、全高は5mm、ホイールベースは15mm短くなっている。

車体下も含め空力特性は徹底的に見直されており、Cd値は0.3から0.275まで減少している。

骨格部分はVWがセグメントの垣根をこえて用いるMQBであり、新型を象徴するライムイエローメタリックのカラーリングこそ新鮮だが、外観からではそこまで新しくなった感じがうかがえない。

だが日本市場でもコンスタントに2~3万台を売ってきたモデルであり、表面的な演出は不要なのだろう。

今年2月の発表から1月で1000台以上の予約が入ったという事実も「期待を裏切らないゴルフ」のイメージが定着していることを裏付けている。

内装、デジタル化されたインターフェイス

インテリアのキーとなるのは新型ゴルフが掲げた3つのコンセプトのうちの1つ「デジタル化」だ。

新型ゴルフのコクピットは、ステアリングスポーク上にこそスイッチ類が細かく散りばめられているが、ダッシュパネルやセンターコンソール上はいたってシンプル。

フォルクスワーゲン・ゴルフ8は、エアコンの温度調整も、指をスライドさせて操作するタッチ式のものとなった。
フォルクスワーゲン・ゴルフ8は、エアコンの温度調整も、指をスライドさせて操作するタッチ式のものとなった。    山本佳吾

ドライバー正面の10.25インチパネルによるデジタルコクピットプロとダッシュ中央の10インチ・タッチスクリーンの2枚のパネルは見やすく並べられている。

ラジオやナビなどのインフォテインメントはeSIMによってオンライン・コネクティビリティ・ユニットと統合されており、より密接にドライバーと繋がることが可能になるという。

操作系も大きく変更されており、メーター横のライトスイッチはデジタルパネル化され、センターモニター下のタッチスライダーは指1本の操作で音量、2本でマップの縮尺が変わるなど直感的に操作できる。小型化されたシフトレバーもバイワイヤになっている。

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