【未来の技術の実験室】アウディRS Q eトロン ダカールラリー参戦 内燃車へ挑む

公開 : 2021.08.02 06:05

アウディは、RS Q eトロンで、2022年1月に開催されるダカールラリーに参戦に挑むと発表しました。

RS Q eトロンでダカールラリー参戦

text:AUTOCAR JAPAN編集部

アウディ・スポーツは、RS Q eトロンの走行テストを開始。このモデルで、2022年1月に開催される国際的なラリーイベントのダカールラリーに参戦に挑むと発表した。

アウディは、世界でもっとも過酷なラリーで内燃エンジン搭載モデルと競い、総合優勝を目指す。

アウディRS Q eトロンがダカールラリー参戦
アウディRS Q eトロンがダカールラリー参戦    アウディ

アウディ・スポーツGmbHマネージングディレクター兼アウディ・モータースポーツ責任者のユリウス・シーバッハ氏は、次のように述べた。

「アウディはクワトロで、世界ラリー選手権に一大革命をもたらしました。電動化したドライブトレインでル・マン24時間レースを制した最初のブランドともなりました」

「今回、アウディはダカールラリーに参戦して、新しい時代の到来を告げたいと考えています」

走行中に高電圧バッテリー充電可能

ダカールラリーは2週間続き、毎日のステージの走行距離は最大800kmにも及ぶ。この過酷なレースに挑むマシンは、最初のコンセプトが発表されてから1年に満たない異例の早さで走行テストをクリアした。

砂漠には充電ステーションはないため、アウディは充電コンセプトを選択したという。

アウディRS Q eトロンがダカールラリー参戦
アウディRS Q eトロンがダカールラリー参戦    アウディ

アウディRS Q eトロンは、ドイツツーリングカー選手権(DTM)で採用されている非常に効率的なTFSIエンジンを搭載。走行中に高電圧バッテリーを充電するエネルギーコンバーターの一部となる。

この内燃エンジンは、もっとも効率的な4500-6000rpmの範囲で作動するため、その燃料消費量はkWhあたり200gをはるかに下回るという。

RS Q eトロンは、電気モーターで駆動される。前後アクスルには、それぞれ最新のeトロンFE07フォーミュラEマシンのモータージェネレーターユニット(MGU)が搭載されている。

2021年シーズンを戦うために開発されたMGUにわずかな変更を加えるだけで、ダカールラリーで使用することが可能になったという。

これらとまったく同じ設計の3番目のMGUは、エネルギーコンバーターの一部として、走行中に高電圧バッテリーを充電するために使用される。制動時にもエネルギーを回生する。

バッテリー重量は約370kg、容量は約50kWh。電動ドライブトレインの最大システム出力は500kW。

ダカールラリーで、どの程度の出力が認められるのかは、現在主催者が最終調整をおこなっているという。

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