【どれだけ積める?】プジョー2008 フランス車ならではの積載力 スーツケースで調査 

公開 : 2021.08.09 18:15  更新 : 2021.10.11 10:50

スーツケースを積んでみた

【どれだけ積める?】シリーズでは、単に荷室の寸法だけでは実感として理解しにくいため、実際の使い方を想定してスーツケースを積み込んで確かめている。

サンプルはいつも使っている大小のケースを使用。一番大きいLサイズのスーツケース(790×530×280mm:容量84L)、ひとまわり小さいMサイズのスーツケース(710×425×260mm:容量61L)を基本とする。ここに機内持ち込みサイズのボードケース(550×400×200mm)とパイロットケース(540×400×265mm)を加えて試している。

定員乗車の状態でも、Lサイズのスーツケースが横に寝かせて収まり、その隣にボードケースが入る。撮影のために、ラゲッジシェルフは外している。
定員乗車の状態でも、Lサイズのスーツケースが横に寝かせて収まり、その隣にボードケースが入る。撮影のために、ラゲッジシェルフは外している。    上野和秀

まず後席を使用しラゲッジシェルフを付けた状態で積み込んでみると、Lサイズのスーツケースが横に寝かせて収まり、さらにその横にボードケースが入ってしまった。

60:40分割の小さい側のバックレストを倒せば、Lサイズのスーツケースを起こして進行方向に積め、その後ろにはパイロットケースが入ってしまった。荷室の空いているスペースには、Mサイズのスーツケースを横に寝かせて積め、その上にボードケースを置くことができた。

後席をすべて倒せば1467Lのスペースを備えるとあって、すべてを楽々と飲み込んでしまう。撮影時は平面的に置いてあるが、起こして詰め込めばもっと入りそうだ。

バカンスのときは大荷物を積んで移動するフランスで鍛えられてきただけに、プジョー2008はコンパクトSUVといえどその収容力はひとクラス上に迫る。

使い勝手のよさ ボード/小物入れ

荷室のフロアボードが二重構造とされている点も使い勝手がいい。

上段にセットすれば開口部から後席バックレストまで段差のないスペースが現れ、嵩のある荷物を積むときは、フロアボードを落とし込めば荷室高を100mm拡大して900mmにできる。

60:40分割の40部分のバックレストを倒せば、Lサイズのスーツケースを起こして進行方向に積め、その後ろにパイロットケースが入る。空いている所には、Mサイズのスーツケースを寝かせて積め、その上にボードケースを置ける。
60:40分割の40部分のバックレストを倒せば、Lサイズのスーツケースを起こして進行方向に積め、その後ろにパイロットケースが入る。空いている所には、Mサイズのスーツケースを寝かせて積め、その上にボードケースを置ける。    上野和秀

また荷室のフロア下には車載工具とパンク修理剤、牽引フックが収められており、空間の後ろ半分はトレイ状になっているのでタイヤチェーンなどを収められる。

荷室のフロアボードを上段にセットして下段の荷物を出し入れするときは、側面にセットされているラッチで固定できるので楽。また両サイドにある小物を入れられるポケットは有用だ。

車両価格は、ガソリン1.2Lターボ車が303万5000円~342万7000円という設定。一方フルEVは433万2000円~472万4000円と、2クラス上となるプジョー5008(3列シートSUV)に迫る額となる。

プジョー2008はコンパクトなボディサイズながら上級クラスに匹敵する室内とラゲッジのスペースを備えていることが確認できた。だからこそ激戦の欧州スモールSUVマーケットで売れているのである。

記事に関わった人々

  • 上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。

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