【どれだけ積める?】プジョー2008 フランス車ならではの積載力 スーツケースで調査 

公開 : 2021.08.09 18:15  更新 : 2021.10.11 10:50

プジョー2008のトランクについて、収容力に特化したチェックをしてみました。全長4.3mというボディサイズにしては積めます。

欧州で売れる小型SUV サイズは?

text&photo:Kazuhide Ueno(上野和秀)

強豪がひしめくヨーロッパのスモール(Bセグメント)SUVマーケットで、2021年1~2月期にトップセールスを記録したのが、プジョー2008である。

2008は同社のCMPプラットフォームを採用し、ガソリン・モデルに加えフルEVモデルのe2008をラインナップに加えたことが特徴だ。

今回はプジョー2008 GT(342万7000円)を調査。サンプルは、スーツケースが一番大きいLサイズ(790×530×280mm:容量84L)、Mサイズ(710×425×260mm:容量61L)。さらに機内持ち込みサイズのボードケース(550×400×200mm)、パイロットケース(540×400×265mm)を用いる。
今回はプジョー2008 GT(342万7000円)を調査。サンプルは、スーツケースが一番大きいLサイズ(790×530×280mm:容量84L)、Mサイズ(710×425×260mm:容量61L)。さらに機内持ち込みサイズのボードケース(550×400×200mm)、パイロットケース(540×400×265mm)を用いる。     上野和秀

ボディサイズは全長4305×全幅1770×全高1550mmで、細い路地が多いヨーロッパの旧市街でも持て余すことなく、広いキャビンと荷室による使い勝手の良さから人気を集めている。

上位モデルの3008と比べると、全長が145mm短くなるが、ホイールベースは65mmの短縮に留まる。また、全幅は70mm狭いが、今や貴重な全幅アンダー1800mm車であることもポイントだ。

注目したいのは、全高が一般的な機械式駐車場に収まる1550mmであること。日本の都市部での使い勝手を確保したことは大きなセールスポイント。

パワートレインは、130psを発揮するガソリン1.2Lターボと、最高出力136psのフルEVという2タイプを用意した。

プジョーのSUVラインで最も小さい2008だが、新世代のデザインを採用し、未来的でアクティブな印象のスタイリングにより存在感は高い。

それではラゲッジ・スペースの確認に入ろう。

積み下ろしのしやすさが◯

プジョー2008の荷室容量は、カタログ値で434L(定員乗車、フロアボード下段、トノカバー使用時、VDA値)、ルーフまで使えば545Lまで増える。

後席バックレストを倒してルーフまでフルに使えば、3008の1482Lに遜色のない1467Lのスペースが出現。

後席を折り畳むとシートバックは前上がりに。フルフラットにはならないが、トランク部分の床はフラットだ。
後席を折り畳むとシートバックは前上がりに。フルフラットにはならないが、トランク部分の床はフラットだ。    上野和秀

後席の座面は沈まずバックレストだけが単純に倒れる構造のため、折り畳み時には前上がりとなりフルフラットにはならない。

しかし荷室部分の床はフラットであり、開口部は地上から720mmと低いので積み下ろしも楽だ。

荷室を実測してみると、定員乗車時は床面で前後800mm、左右1014mm、高さはルーフ後端で800mm、後席後端部分で740mmとなる。

後席を畳んだ2名乗車時は、前後長は前席シートバックまで1610mmあることを確認した。折り畳んだ後席部分の室内高は、シートバックが前上がりに倒れるため740mmとなる。

荷室内はスクエアな形状でフラットな床面にされており、積み込む際に邪魔になる出っ張りがないのは、ガッツリ積む実用性が求められるフランス車らしいクルマ作りといえる。

記事に関わった人々

  • 上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。

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