【ベースはシビックか】ホンダ、「インテグラ」復活 2022年米国で発売予定

公開 : 2021.08.15 06:25

スポーツクーペのインテグラの名称が16年ぶりに「コンパクト・プレミアム」として米国市場で復活します。

高級志向のコンパクトスポーツ?

text:James Attwood(ジェームズ・アトウッド)
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)

ホンダは、来年発売予定の新型車に、16年ぶりに「インテグラ」の名を復活させる予定だ。

インテグラの名前は、1986年から2006年まで4世代にわたって生産されたスポーツクーペに使用されていた。インテグラの復活は、ホンダの米国市場向け高級車ブランドであるアキュラNSXタイプSの発表時に明らかにした。

アキュラが公開したインテグラのティーザー画像
アキュラが公開したインテグラのティーザー画像    アキュラ

アキュラは、インテグラが「新たなコンパクト・プレミアム・エントリーとして、アキュラの製品ラインナップに復帰する」と述べ、ヘッドライトの下に「INTEGRA」と書かれた新型車ティーザー画像を公開した。

アキュラのブランド責任者であるジョン・イケダは、新型インテグラが「オリジナルと同じ走る楽しさを追求する精神とDNAを持つ」と述べている。

北米以外の市場に投入されるかどうか、「タイプR」や「タイプS」といったパフォーマンスモデルが生産されるかどうかなど、詳細は明らかにされていない。

新型インテグラは、オハイオ州メアリーズビルにあるホンダ工場で生産される可能性がある。ハイブリッド・スーパーカーのNSXは、タイプSの350台を最後に、同工場での生産を終了する。

新型インテグラは、オリジナルと同様に、シビックをベースに開発される可能性がある。ホンダ・インテグラは、1985年にクイントに代わって、シビックをベースにしたスポーツクーペとして発売された。

4代目インテグラは、米国ではアキュラRSXという名で販売されていたが、2006年に生産を終了した。

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