【4本出しマフラー】新型レンジローバー・スポーツSVR プロトタイプ発見 来年登場か

公開 : 2021.08.18 06:25

次期レンジローバー・スポーツの「SVR」の公道テストが目撃されました。BMW製エンジンを搭載見込みです。

スポーティなブリティッシュSUV

text:Joe Holding(ジョー・ホールディング)
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)

2022年後半にデビューが予定されている3代目レンジローバー・スポーツが、公道でテスト走行を行っているところを目撃された。

大型のブレーキと4本出しマフラーから、このプロトタイプはハイパフォーマンス仕様のSVRモデルと見られる。

目撃されたレンジローバー・スポーツSVRのプロトタイプ
目撃されたレンジローバー・スポーツSVRのプロトタイプ    AUTOCAR

スタイリングは現行モデルから小さな進化を遂げており、すぐにわかる部分はほとんどない。グリルとヘッドライトのデザインは確認できず、テールライトは仮設パネルのようなもので隠されている。

また、ドアハンドルはフラッシュ式を採用しているようだ。

BMWの4.4L V8を搭載か

年内に発表予定の新型レンジローバーと同様に、次期レンジローバー・スポーツもジャガーランドローバーの新しいプラットフォーム「MLA」をベースにしている。

このプラットフォームは、48Vマイルド・ハイブリッドとプラグイン・ハイブリッドに対応している。これまで確認されているプロトタイプの画像からは、後輪操舵も可能であることが示唆されている。

目撃されたレンジローバー・スポーツSVRのプロトタイプ
目撃されたレンジローバー・スポーツSVRのプロトタイプ    AUTOCAR

パワートレインは、BMWから調達したツインターボの4.4LガソリンV8を搭載する予定だ。このエンジンは、BMW X5 Mコンペティションで最高出力625ps、最大トルク76kg-mを発揮しているため、現行のレンジローバー・スポーツSVR(575ps)を大きく上回る可能性が高い。

新型SVRのインテリアはまだ確認されていないが、スポーティな性質に合わせた味付けを施すことは予想に難くない。また、最新インフォテインメント・システム「Pivi Pro」を採用すると考えられる。

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