【デザイン/性能/詳細は?】5代目となる新型レンジローバー 英国発表 悪路もイケる最上級SUV

公開 : 2021.10.28 06:05  更新 : 2021.10.28 09:30

レンジローバー・ファミリーの今後の展開は?

イヴォーク

現行のイヴォークは2019年に登場したが、2024年頃まで後継モデルが登場する予定はない。後継モデルでは、ランドローバー・ディスカバリー・スポーツとともに、EV向けの新しいEMAプラットフォームに移行する。小排気量のガソリンエンジンを搭載してEVの走行距離を増やすレンジエクステンダー仕様の導入も予定されている。

レンジローバー・スポーツ

新型レンジローバー・スポーツの詳細は明らかにされていないが、レンジローバー発売の約1年後に登場する可能性がある。最近では、SVRバージョンのプロトタイプがサーキットで目撃されており、クーペのようなルーフラインと4本出しマフラーを備え、そのスポーツ性を示唆している。パワートレインも同様のラインナップが用意されるが、電動化の計画はまだ明らかではない。

ヴェラール

レンジローバー・イヴォークPHEV
レンジローバー・イヴォークPHEV

ヴェラールは、他のモデルに比べて将来性が低いと言われている。ジャガーランドローバーのティエリー・ボロレCEOは、ジャガーとランドローバーの両ブランドを「2つの明確でユニークな個性」として分離する計画を掲げており、ランドローバーは4×4の伝統とポジションを生かすためにラインナップを統合すると思われる。そうなると、オンロード走行に特化したヴェラールは、ブランド内では異例の存在となるだろう。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    平成4年生まれ。テレビゲームで自動車の運転を覚えた名古屋人。ひょんなことから脱サラし、自動車メディアで翻訳記事を書くことに。無鉄砲にも令和5年から【自動車ライター】を名乗る。「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。イチゴとトマトとイクラが大好物。

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