ロータス初のSUV、ティーザー画像初公開 中国製の完全EVとして来年発表予定

公開 : 2021.11.09 18:45  更新 : 2022.03.30 11:46

ロータスは「タイプ132」と呼ばれる新型の電動SUVを一部公開。可動式グリルシャッターを採用しています。

成長の要となる新型SUV

ロータスは、来年デビュー予定の新型SUVの姿を初めて公開した。「タイプ132」というコードネームで呼ばれる、同社初のSUVモデルである。

中国の自動車メーカーである吉利(ジーリー)の傘下に入ったロータスは、成長戦略の要となる新型SUVの発売に向けて、公式ビデオを公開している。

公開された新型SUVのティーザー画像
公開された新型SUVのティーザー画像    ロータス

このビデオでは、タイプ132に採用される新しい可動式グリルシャッターを垣間見ることができる。このシャッターには、三角形と六角形のモチーフが採用されている。

ロータスは、この可動式グリルシャッターが、冷却と空力特性の向上という2つの目的を果たす「真のロータスのエア・マネジメント・システム」であるとしている。

すでに報じられているように、タイプ132は2016年から開発が進められており、608psと760psの2種類の4輪駆動モデルが発売される予定だ。また、92~120kWhの容量のバッテリーを搭載でき、800Vの充電が可能になる。

また、パフォーマンスの工場にも力を入れており、0-100km/h加速のタイムを3.0秒以下にするという。

タイプ132は、中国・武漢に建設される9億ポンド(約1380億円)の製造施設で製造され、ロータスが今後5年間に発売する2台の中国製EVのうちの1台となる。

また、アルピーヌと共同開発している待望のEVスポーツカー「タイプ135」は、2026年以降、英国のヘテルで製造される予定だ。

関連テーマ

おすすめ記事