SUV好きが乗るべきネオクラシックカー 19選 中古で味わう4輪駆動の魅力とは?

公開 : 2021.12.11 06:05

日産サファリからトヨタ80系ランクル、メルセデスMクラスなど注目すべきネオクラシックSUVを紹介。

80年代以降の忘れがちな名車たち

ここ10年でSUVが販売の主流となる中、80年代から2000年代初頭にかけて道を切り開いてきたモデルは、間もなくクラシックカーとしての地位を確立していくだろう。しかし、どのSUVが花形として注目を集めるのだろうか。

若い購入者層が中古車市場に参加してくると、好みやトレンドが変化するため、昨日のSUVが明日のコレクターズカーになる可能性もある。そこで今回は、これからクラシックカーとして開花しそうな、あるいはすでに注目を集めつつあるSUVを年代順に紹介する。

古さと新しさを兼ね備え、比較的手頃に入手できるSUVを19台紹介する。
古さと新しさを兼ね備え、比較的手頃に入手できるSUVを19台紹介する。

トレンドの中心にいて価格が跳ね上がっている超人気モデルではなく、その脇を固めるモデルや、比較的安価に入手できるモデルを取り上げる。

なお、価格や仕様は記事執筆時の英国での実例に基づいている。ご参考までにとどめていただきたい。

日産サファリ(1980年)

近年、トヨタの古いランドクルーザーの価格が高騰しているが、日産サファリ(英国名:パトロール)の3代目160系も見逃せない。クラシックな雰囲気を持つ本格オフローダーを探している人には選択肢に加えてほしい。4.2Lのガソリンエンジンとディーゼルエンジンは、オフロードでも優れた牽引力を発揮してくれるのが魅力だ。

レンジローバーほど内装は豪華ではないが、後期モデルでは快適性が増しているので、黙示録的な4×4を求めるのでなければ、狙い目である。中古車を見る際は、シャシーが錆びていないか確認しよう。錆びていなければ、永く乗り続けられるだろう。数が少なく、見つけるのは少々困難だが……。

日産サファリ(1980年)
日産サファリ(1980年)

いすゞ・ビッグホーン(1981年)

大げさかもしれないが、初代いすゞ・ビッグホーン(英国名:トルーパー)は、価格が上がる前に手に入れる価値のある大型SUVだ。なぜかというと、トヨタ・ランドクルーザーの価格が高騰すると、同様にクラシックなオフローダーにも注目が集まるからだ。ビッグホーンほど頑丈で冒険に適したクルマはない。

1981年から91年まで活躍したこのオフローダーには、洗練された部分はあまり期待できない。忠実な猟犬のような信頼性と、ベーシックではあるが比較的簡単にメンテナンスできる機械類に期待したい。数は少ないが、大事に乗り継がれたであろう個体も見られる。

いすゞ・ビッグホーン(1981年)
いすゞ・ビッグホーン(1981年)

ダイハツ・ラガー(1984年)

ダイハツは、期待されるオフロード能力をすべて備えつつ、レンジローバーよりも快適で安価なクルマが4×4市場に存在しないことに気付いた。ラガー(ロッキー、フォートラックとも呼ばれる)は、リーフスプリングとソリッドアクスルを採用しており、オンロードでの走行性は諦めざるを得ない。しかし、そのおかげで泥の中での走行性は抜群だ。

1993年には大幅な改良を受け、新しいシャシーとコイルスプリング式のサスペンションが採用された。トヨタ製の2.8Lターボディーゼルを搭載しており、鈍重だが耐久性に優れている。

ダイハツ・ラガー(1984年)
ダイハツ・ラガー(1984年)

最近では、ダイハツの新型車でラガーの名が復活するのではないかという噂が流れているが、実現すれば過去のモデルも再び注目されるようになるだろう。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。愛知県在住。幼い頃から自動車/戦車/飛行機/宇宙船など乗り物全般が大好物。いつかすべての乗り物を手に入れることを夢見ている。最近はバイクの魅力に気づき、原付と中型を衝動買いしてしまった。大学卒業後、不動産営業と記事制作ディレクターを経て2020年に独立し、フリーランスとして活動開始。現在に至る。

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