1st.ルート・ディ相模原 新旧の名車たちが集う、新たなクラシックカー・ラリー

公開 : 2021.12.21 20:15  更新 : 2022.11.01 08:52

首都圏の新たなラリーとして注目

北海道で開かれている「トロフェオ・タツィオ・ヌヴォラーリ」と同様に存分にドライビングを満喫できるスピリッツは、相模原ステージにもしっかりと受け継がれていた。

初めての開催ながら練り込まれたバラエティに富んだコースと、渋滞名所の橋本五差路附近の混雑を避ける絶妙なルートが選ばれるなど、参加者にストレスを与えない配慮がなされている点は評価したい。

相模湖公園はレストポイントされた。出発前に参加者全員揃って記念写真を撮影。
相模湖公園はレストポイントされた。出発前に参加者全員揃って記念写真を撮影。    スクーデリア・タツィオ・ヌヴォラーリ・アジア

ルート・ディ相模原は新たな首都圏のクラシックカー・ラリーとして、アクセスの良さとドライビングが楽しめるルートで構成されるだけに、さらなる発展へのポテンシャルは十分にあるといえる。

相模原と道志川の魅力をより前面に出して、総合的に楽しめるクラシックカー・ラリーとして育て上げれば、首都圏の定番イベントとして支持されるに違いない。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 編集

    上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。

関連テーマ

おすすめ記事

 

アルファ・ロメオの人気画像