三菱アウトランダーPHEV試乗 三菱「自信作」の出来栄えは? フォレスターと比較

公開 : 2022.02.02 10:10  更新 : 2022.02.04 11:05

三菱アウトランダーPHEVに試乗。「三菱らしい」走りとスバル・フォレスターの走りを比較しました。

EVこそ四輪トルク制御に最適?

四輪駆動車といってもさまざまな機構やシステムがある。

最近は、EV(電気自動車)の量産化が急速に進む中、エンジニアの間では「EVこそ四輪のトルク制御に最適だ」という声が広がっている。

スバル・フォレスター(左)と三菱アウトランダーPHEV(右)
スバルフォレスター(左)と三菱アウトランダーPHEV(右)

そうした中、三菱が2021年12月16日に発売した新型「アウトランダーPHEV」の走りが凄いと、ユーザーの間ですでに評判になっているという。

テレビCMでも、80年代から90年代にかけて三菱の黄金時代を築いた「パジェロ」から、WRC(世界ラリー選手権)で王者となった「ランサーエボリューション」へ、そして大手自動車メーカーとして初めてグローバル向けに大量生産・販売した「アイミーブ」に転じて、最終的に新型アウトランダーPHEVへと化ける様子が緻密なコンピュータグラフィックスで描かれている。

そこまで言い切れるほど、新型アウトランダーPHEVの走りが凄いらしい……。

ちょうど、2022年1月中旬に新型アウトランダーPHEVの報道陣向け試乗会が千葉県内で開催されたのだが、単に試乗するというだけではなく、四駆の楽しさを再認識するために、スバル「フォレスター」スポーツを連れ出して比較をしてみた。

フォレスター・スポーツはハイブリッド車ではないが、四駆を真骨頂とするスバルで最もスポーツ性が高いSUVということで、あえて比較対象とした。

三菱の試乗会へフォレスターで

フォレスター・スポーツに乗って、千葉県内のオフロードコースに到着した。

早速、三菱関係者に事情を説明してから、2車対決の雰囲気を出すために、互いのフロントマスクを突き合わせてみた。

三菱アウトランダーPHEV
三菱アウトランダーPHEV    桃田健史

「威風堂々」をキャッチコピーとする新型アウトランダーPHEVは、さすがに顔の押し出し感が凄い。

フォレスタースポーツに比べると、ボディ全体が筋肉質感が強い。

ラグジュアリー感がいっぱいのインテリアをカラダ全体で感じながら、パワートレインをオンにする。

注目は、ドライブモードの設定だ。ノーマル、エコ、パワーに加えて、路面状況に応じてターマック(舗装路)、グラベル(未舗装路)、スノー、そしてマッド(深い泥地)の7つから選ぶのだ。

三菱側から、まずは「グラベルでどうぞ」と指示された。

さぞかし、がっつりとした走り出しかと思いきや、なんだかとっても軽快だ。

コース内では単独走行だったので、ややペースを上げてみたが、とにかくクルマ全体がよく動き、動いたあとの収まりがとても良い。

外観イメージと比べて、ひとまわり、いやふたまわり小さいクルマを操っているような感覚だ。

それから、「あれ」を試してみたが、まさに三菱が絵に描いたイメージそのままにクルマ全体が動く。 

「あれ」とは……。

記事に関わった人々

  • 執筆

    桃田健史

    Kenji Momota

    過去40数年間の飛行機移動距離はざっと世界150周。量産車の企画/開発/実験/マーケティングなど様々な実務を経験。モータースポーツ領域でもアメリカを拠点に長年活動。昔は愛車のフルサイズピックトラックで1日1600㎞移動は当たり前だったが最近は長距離だと腰が痛く……。将来は80年代に取得した双発飛行機免許使って「空飛ぶクルマ」で移動?
  • 編集

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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