アウディA6アバントeトロン・コンセプト発表 航続700km 新世代を代表するデザイン

公開 : 2022.03.19 00:47

PPEを様々なモデルに応用

アウディ初の市販EVであるeトロンがデビューしたのは2018年のことだ。それ以来同社はラインナップの電動化を迅速に推し進めている。

SUVおよびスポーツバックのeトロンに続き、2021年にはポルシェとの共同開発によりeトロンGTクワトロがデビューを果たした。

アウディA6アバントeトロン・コンセプト
アウディA6アバントeトロン・コンセプト

その2か月後にはQ4 eトロンおよびそのスポーツバック版が公開されたが、この2台はVWグループのMEBプラットフォームを用いて設計されている。

今回のA6 eトロン・ファミリーは、Cセグメントに始まりB、Dセグメントにも導入されるプレミアム・プラットフォーム・エレクトリック(PPE)を用いる最初のモデルだ。

こちらもポルシェと共同開発されており、2023年から順次市販車が発売される予定だ。

地上高の高いSUVをはじめ、主力であるA6アバントなどの車高の低い車両まであらゆるモデルに対応できるPPEにより、EVを幅広い顧客にアピールできると同社は主張する。

この結果スケールメリットによりラグジュアリークラス由来の技術を幅広いモデルに取り入れ、プレミアムEV市場での競争力につなげたい考えだ。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 翻訳

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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