露出したスペアタイヤにご用心 ランドローバー・ディフェンダー 90(3) 長期テスト

公開 : 2022.05.28 09:45

バックでの駐車時はスペアタイヤに注意

スペアタイヤはバンパーから260mmほど飛び出ているため、駐車時は全長がそのぶん伸びていることを意識する必要もある。実際、バックカメラを見ながら縦列駐車すると、後ろのクルマのボンネットにスペアタイヤが迫っている時も珍しくない。

同様に、壁面に向けて後ろから駐車する際は、バックカメラはスペアタイヤを映さないことを忘れてはいけない。ギリギリまで寄せようとすると、接触してしまう。

ランドローバー・ディフェンダー 90 3.0インジニウムD250 MHEV HSE(英国仕様)
ランドローバーディフェンダー 90 3.0インジニウムD250 MHEV HSE(英国仕様)

ディフェンダーを運転する時は、余裕を持ってバックすることを忘れずにいたい。ややもすれば、思いも寄らない出費につながってしまう。

テストデータ

気に入っているトコロ

きれいなタッチモニター:ランドローバーのインフォテインメント・システムの完成度は、クラスベストといって良い。

気に入らないトコロ

車内の小物入れ:車内には収納スペースがあちこちにあるのだが、普段目に触れない場所にもあり、うっかり私物をなくしがち。

テスト車について

モデル名:ランドローバー・ディフェンダー 90 3.0インジニウムD250 MHEV HSE(英国仕様)
新車価格:5万8875ポンド(約983万円)
テスト車の価格:6万4485ポンド(約1076万円)

テストの記録

燃費:10.5km/L
故障:なし
出費:パンク修理(48ポンド/約8000円)

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジム・ホルダー

    Jim Holder

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    中嶋健治

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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