トヨタ・ノア/ヴォクシーリコール届出 ブレーキ過熱で火災にいたるおそれ 約1.9万台対象

公開 : 2022.06.03 14:40

トヨタは、ノア、ヴォクシー計1万8784台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出ました。

制動装置の不具合

トヨタは、2022年6月3日付で、ミニバンのノアヴォクシー(2021年12月1日~2022年5月25日製造)計1万8784台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。

国土交通省によると、運転支援装置のプロアクティブドライビングアシスト(PDA)において、制御プログラムが不適切なため、PDAによる減速制御中にブレーキペダルを操作すると、制御終了後もブレーキが作動したままとなる場合がある。

トヨタ・ノアの一部モデルが対象
トヨタ・ノアの一部モデルが対象    トヨタ

そのため、加速不良が発生し、そのままの状態で使用を続けると、ブレーキ過熱により発煙し、最悪の場合、火災に至るおそれがあるという。 

改善策として、全車両、ブレーキアクチュエータ用制御コンピュータのプログラムを対策仕様に修正する。

また、ブレーキ関連部品を点検し、過熱による異常が認められた場合は交換する。

市場からの情報提供によりリコールの届出となった。同様の不具合は8件確認されている。

なお、この不具合による事故の発生は確認されていない。

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    AUTOCAR JAPAN

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