日産セレナ/スズキ・ランディ リコール届出 制動装置の不具合

公開 : 2022.07.03 06:45

日産は、日産セレナ、スズキ・ランディの4WDモデル計824台のリコールを国土交通省に届け出ました。

ブレーキホースブラケット不具合

日産は、2022年6月30日付で、セレナ、およびOEM車種のスズキ・ランディの4WDモデル(2021年12月8日~2022年2月16日製造)計824台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。

国土交通省によると、ブレーキホースブラケットにおいて、ブレーキホースブラケットの車体への溶接作業が一部不適切なため、ブラケットが外れ走行振動によりブレーキパイプが車体に干渉し異音が発生する。

日産セレナ、およびOEM車種のスズキ・ランディの4WDモデル(2021年12月8日~2022年2月16日製造)の一部機種が対象
日産セレナ、およびOEM車種のスズキ・ランディの4WDモデル(2021年12月8日~2022年2月16日製造)の一部機種が対象    日産

そのままの状態で使用を続けるとブレーキパイプが損傷し液漏れが発生することで、最悪の場合、ブレーキが1系統失陥し制動距離が伸びるおそれがあるという。

改善策として、全車両、ブレーキホースブラケットを確認し、溶接状態が不適切な場合は再度溶接を実施する。

日産社内にて発覚し、リコール届出となった。なお、事故の発生は確認されていない。

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