三菱ふそう 大型トラック「スーパーグレート」など リコール届出 3.7万台対象

公開 : 2022.07.06 07:05

三菱ふそうは、大型トラックの「スーパーグレート」など3機種、計3万7371台のリコールを国土交通省に届け出ました。

駐車ブレーキ警告灯用スイッチ不具合

三菱ふそうは、2022年7月5日付で、大型トラックの「スーパーグレート」など3機種(2017年3月24日~2021年9月27日製造)計3万7371台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。

大型トラック・バスの該当機種において、駐車ブレーキ警告灯用スイッチが不適切なため、エア配管内に発生する凝縮水によってスイッチが正常に作動しなくなるものがある。

スーパーグレートなど3機種(2017年3月24日~2021年9月27日製造)が対象
スーパーグレートなど3機種(2017年3月24日~2021年9月27日製造)が対象    三菱ふそう

そのため、駐車ブレーキを解除しても駐車ブレーキの作動状態を正しく表示しない場合があり、Dレンジでの自動変速が不能(マニュアルモードでの
変速は可能)になるとともに、EZGO(坂道発進補助装置)とヒルホルダなどが機能しなくなるおそれがあるという。

改善策として、全車両、駐車ブレーキ警告灯用スイッチを対策品に交換するとともに装着位置を変更する。

市場からの情報提供によりリコール届出となった。国内で同様の不具合は708件確認されている。

なお、この不具合による事故の発生は確認されていない。

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