未来版ガソリンスタンド アウディQ4 eトロン(8) 近づくBEV化の社会 長期テスト

公開 : 2022.08.20 09:45

BEV化の近未来社会が、また1歩近づいた

最初は少し変わった場所だと思っていたのだが、利用してみるとBEVで長距離旅行を楽しむ場合には、とても便利な施設だと実感した。海岸線の街で休暇を楽しんで心を充電した後は、クルマも手早く充電して帰路につける。

サービスエリアや市街地などに点在するBEV用の充電器は、全般的に評判が悪い。料金はまちまちだし故障も多く、アプリや支払い手続きの操作などが複雑。そもそも、1か所の台数も少ない。

アウディQ4 eトロン・スポーツバック 40 スポーツ(英国仕様)
アウディQ4 eトロン・スポーツバック 40 スポーツ(英国仕様)

グリッドサーブは、そのすべてを解決している。BEV化の近未来社会が、また1歩近づいたようだ。都市部から離れたノーフォークにも。

テストデータ

気に入っているトコロ

急速充電能力:135kWという充電能力は充分に速い。充電速度が速いほど、待ち時間も短くなる。ガソリンを補給するのと同程度の時間になる日も来るだろうか。

気に入らないトコロ

インフォテインメント:Q4 eトロンのインフォテインメント・システムがフリーズする理由を、アウディに調べてもらっている。その結果は、次の機会に。

テスト車について

モデル名:アウディQ4 eトロン・スポーツバック 40 スポーツ(英国仕様)
新車価格:4万5775ポンド(約764万円)
テスト車の価格:5万4565ポンド(約911万円)

テストの記録

航続距離:408km
電費:5.3km/kWh
故障:スピードメーターの不具合、インフォテインメント・システムのフリーズ
出費:なし

記事に関わった人々

  • 執筆

    マーク・ティショー

    Mark Tisshaw

    役職:編集者
    自動車業界で10年以上の経験を持つ。欧州COTYの審査員でもある。AUTOCARでは2009年以来、さまざまな役職を歴任。2017年より現職の編集者を務め、印刷版、オンライン版、SNS、動画、ポッドキャストなど、全コンテンツを統括している。業界の経営幹部たちには定期的にインタビューを行い、彼らのストーリーを伝えるとともに、その責任を問うている。これまで運転した中で最高のクルマは、フェラーリ488ピスタ。また、フォルクスワーゲン・ゴルフGTIにも愛着がある。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

長期テスト アウディQ4 eトロンの前後関係

前後関係をもっとみる

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事